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ガソリンの現在の価格

本題に入る前にガソリン価格は今どれくらいなのでしょうか。 平成初期はレギュラー100円の時代もありましたが、どんどん上がってきているガソリン価格は現在ではどうでしょうか。 現在では、「レギュラー162円、ハイオク172円、軽油140円」が全国平均です。 ガソリン価格に関しては地域差があるため全国平均の値をご紹介させて頂いています。

車のガソリンタンク容量

車のガソリンがどれくらい入るかについては車種によって異なります。 以下は排気量別のガソリンのタンク量です。 軽自動車で27リットル前後。 小型自動車(1500ccクラス)で37リットル前後。 中型自動車(2000ccクラス)で50リットル前後。 大型自動車(3000ccクラス)で75リットル前後。

ガソリンを満タンにするといくら？

軽自動車4380円(レギュラー)。 小型自動車6000円(レギュラー)。 中型自動車8100円(レギュラー)。 大型自動車12900円(ハイオク)。 となり、軽自動車では約4000円。 大型自動車では約13000円も満タンにするにはお金が必要になってきます。

ガソリン満タンは査定金額に影響はあるのか

大型車の場合で約13000円もかかる満タン給油は査定の際に良い影響はあるのでしょうか。 結論から申し上げるとガソリンを満タンにしても査定金額にプラスの評価はありません。 ガソリンは消耗品という扱いのため、査定の評価項目にガソリンの残量に関する項目がなく、査定の際に確認する必要はありません。 車の査定は、車の車種・走行距離・年式・グレードなどから基準となる本体評価額が決まります。 その後、エンジンや各部品、外装内装の状態を詳しくチェックして、ダメージがあればその分を減額していくというやり方です。 よってガソリンの残量に関しての評価への影響はないため、ガソリンが残り数リットルの状態と満タンの状態とでは査定金額は一緒です。

ガソリン満タンだとガソリンが腐る！？

また、ガソリンが満タン入っている状態だと、もし売却した車が次のオーナーの手に渡るまでに長期間を要した場合にはガソリンの劣化、いわゆる「賞味期限切れ」を起こす可能性があるので満タンの状態は買取業者にとってもラッキーなことではありません。 車を買い取って次のお客様へ引き渡すまでにどれぐらいかかるかが誰にもわからないため、ガソリン満タンの車を買い取るにはリスクがあります。 半年や1年以上も車が売れずにガソリンが消費されなかった場合は、ガソリンタンクの内部でガソリンが腐ってしまい、タンクの中の洗浄などの余分な作業が必要になってきてしまいます。 なのでガソリンを満タンにして買取業者や廃車業者に引き渡す必要はありません。

レンタカーや代車は満タン返しが基本なのでは？

レンタカーや車検や修理の際に貸し出される代車については基本的にガソリンを満タンにしてから返却するのが一般的と認識されていますが、今回の車を売却するケースでは不要となります。 そのような売却時における「マナー」のようなものはありません。 売却の瞬間まで走るであろう距離相当のガソリンだけを入れるようにしましょう。

車を手放すのにガソリンを満タンにしてしまったらガソリンは抜いたほうが良い？

車を売却する際にガソリンは満タンにしないほうが良いとご紹介しましたが、ではもったいないからとガソリンは抜き取って保管しておいた方が良いのでしょうか。 ガソリンスタンドや車の修理工場などにお願いすればガソリンタンクからガソリンを抜くことも可能ですが、5,000円～10,000円程度の費用がかかるため、採算は合わないでしょう。 また、自分でガソリンタンクからガソリンを抜くことはとても危険なので絶対にやめましょう。 灯油用のポリタンクでは保管も出来ず、ガソリン携行缶という専用の入れ物が必要になりますので、ガソリン携行缶をそのためだけに購入するコストや抜き取ってもらうコストを考えると、たとえ間違ってガソリンを満タンにしてしまってもガソリンを抜くという行為はしないようにしましょう。

まとめ

車の売却時にはガソリンを満タンにする必要はありません。 次の乗り手に渡るまでにガソリンが劣化してしまう可能性もあるためガソリンを満タンにして手放すことは自分にも買取業者にも良いことはありません。 レンタカーや代車と一緒と考えてガソリン満タンにしてしまうのが一般的と思ってしまいがちですが、これから手放す車に関しては逆効果になります。 弊社「廃車本舗」ではお車の買取や廃車を行っております。 お車を手放される際は是非弊社までご相談ください。