新型シビック TYPE R(FL5)へ乗り換えるなら？ GR86とも比較　初代86、FK8の買取相場

新型シビックTYPE R（FL5）が2022年9月2日に発売されました。 2023年2月現在受注停止中ですが納期の目安は1年以上（2年～5年とも）と言われています。直線的なデザインのFK8からFL5は大幅なデザイン変更をして生産が追い付かないほどの大人気です。今回は新型シビックTYPE Rの詳細や先代シビックTYPE RやTOYOTA 86からの乗り換えに関してお伝えしていきます。

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1 新型シビックTYPE Rの詳細スペック
- 1.1 先代と比較
2 先代FK8の買取り相場
3 ファミリーカーとして有り？無し？
4 GR86とシビックTYPE Rを比較して
5 初代TOYOTA 86の買取相場
6 HONDA公式サイトでセルフ見積もりができる
7 まとめ

新型シビックTYPE Rの詳細スペック

型式：FL5 車両サイズ

全長4595mmｘ全幅1890mmｘ全高1405mm

エンジン

1995ccターボ　330ps 42.8kg

トランスミッション

6MTのみ

車両重量

1430kg

Hondaならではの高回転エンジン 排気側にVTEC（可変バルブタイミング・リフト機構）を、吸排気双方にVTC（連続可変バルブタイミング・コントロール機構）を採用し、低回転から全開領域までをカバー。さらにターボ制御の自由度が高い電動ウェイストゲートなどを投入し、高回転エンジンならではの胸のすく吹け上がりを実現している。

インテリア

リクライニング機構付きバケットシート

鮮烈なレッドのHonda TYPE Rシートが、サーキットでの限界走行からロングドライブまで、ドライバーの操縦姿勢を保持する。旋回時などに背中・骨盤・下肢を効果的にホールドする理想的な強化フレーム/高硬度パッドの性能を、実走検証を繰り返して導き出した。無駄を削ぎ落とした多面体形状のシートは、身体が密着するエリアの通気性にも配慮されている。リアシートも十分な広さ

密着性の高いスウェード調表皮を採用し、コーナリング時に横Gがかかるシーンで優れたホールド性を確保。同乗者もTYPE Rのスポーツ体験を満喫できる。 十分広いトランクスペース

大開口で使いやすいゆとりのラゲッジスペースを実現。ベビーカーやタイヤなど大きなものも収納可能。

先代と比較

型式FK8

画像はLIMITED EDITION

車両サイズ

全長4560mmｘ全幅1875mmｘ全高1435mm

エンジン

1995ccターボ　320ps 40.8kg

トランスミッション

6MTのみ

車両重量

1390kg

全長は先代に比べて3cm長くなり、全幅も1.5cm大きくなりました。車両重量も40kg重たくなっています。エンジン出力は馬力が10馬力アップの330馬力、トルクが2kg増の42.8kg。マニュアル車には珍しい衝突予防システムのHONDA SENSING 搭載しています。

「HONDA SENSING」（ホンダセンシング） 広い水平画角のフロントワイドビューカメラと前後のソナーセンサー、レーダーによって危険を察知し、安全運転をサポート。自動ブレーキがマニュアル車にも搭載されて安心。

先代FK8の買取り相場

走行距離や修復歴の有無等にもよりますがおおよそ350万円～450万円くらいです。

FK8は2017年9月に発売されたので登場から5年～6年経つお車です。

新車販売価格が450万円だったのでほぼ新車購入金額と変わらない値段で買取りできるケースもあります。

ファミリーカーとして有り？無し？

スポーツカーでありながら４ドアで全長4.6ｍなので後席に大人が座るのはもちろん、チャイルドシートの取り付けも問題なく可能です。

後席の左右にISOFIX取り付け口が有ります。

他の2ドアスポーツカーと比べると、車内が広く、トランクも広いのでお子さんがいらっしゃるご家庭でもマニュアル（MT）車ということを除けばオススメです。

結婚・子育て＝「ミニバンへ乗り換え」は義務ではありません。

実際にシビックTYPE Rにチャイルドシートを取り付けて乗られている方もいらっしゃいます。

お子さんがいてもスポーツカーを楽しみたいという方は是非購入を検討してみてください。

GR86とシビックTYPE Rを比較して

「GR86車両寸法」

全長4265mmx 全幅1775mmx全高1310mm

「GR86エンジン出力」

排気量2400CC
235馬力

「シビックTYPE R 車両寸法」

全長4595mmｘ全幅1890mmｘ全高1405mm

「シビックTYPE R エンジン出力」

排気量1995ccターボ
330馬力

今現在マニュアル（MT)の設定があり、4名以上乗車可能で新車購入できるスポーツカーで購入検討の候補となってくるのはこの2台。他にもGT-R、フェアレディZ、スープラ等がありますが2名乗車や価格が1000万円超え等特殊なので今回は除外致しました。

GR86のRZグレード6MTの車両価格3,349,000円
シビックTYPE Rの車両価格4,997,300円

車両価格は約165万円の差があり、シビックTYPE Rの方が高いです。

GR86にエアロ空力パッケージⅡ（フルエアロとマフラー）を取り付けた場合

https://www.trdparts.jp/product/86/grparts/exterior.html

車両本体価格3,349,000円+空力パッケージ492,800円＝合計3,841,800円となりシビックTYPE Rと差額が-1,155,500円になります。

さらに強化ブレーキをつける場合

さらにシビックと同等のブレーキ性能にしようとすると「GRモノブロックブレーキキット5500,000円」が必要になります。ちなみにこちらは「19インチの専用ホイール660,0000円」とのセットでしかオプション選択できませんのでセットの場合でご紹介します。 3,841,800+550,000+660,000=合計5,051,800円になります。よってシビックTYPE Rとの差額は+54,500円になります。シビックTYPE Rとの性能差を埋めようとエアロやブレーキ強化をするとシビックTYPE Rよりも高くなってしまいます。 GR86のシートをバケットシートへ交換するのも付け加えるとさらに金額アップし、運転席20万円+助手席20万円＝+40万円になります。さらに後付けのターボやスーパーチャージャーをつけたいとなるとさらにもう+50万円～100万円になりシビックTYPE Rの車両本体価格を大きく超えてしまいます。ターボや強化ブレーキまで付けない場合でも、シビックTYPE RにはナビとETC2.0が標準装備でGR86はオプションなのでそこにも差があります。

https://www.trdparts.jp/product/86/grparts/functional.html

https://www.trdparts.jp/product/86/grparts/wheel.html

どちらがオススメか

GR86をノーマルで乗る予定や2ドアで問題ない場合はGR86。 500万円の予算がある方はシビックTYPE Rを買う方がGR86をチューニングして乗るよりもコストパフォーマンスが良いです。4ドアということも有り、ファミリーでも使えます。

HONDA SENSING（自動ブレーキ）がシビックTYPE Rには備わっているが、GR86はMT車には備わっていない。 今後GR86のMT車にも自動ブレーキがマイナーチェンジで搭載される可能性もあるが、現状安全面でもシビックTYPE Rのほうが安心である。

https://www.honda.co.jp/CIVICTYPE-R/

初代TOYOTA 86の買取相場

MTであれば70万円～100万円
ATは60万円～80万円

新車購入する際はATの方が高いですが、86に関してはATの方が20万～30万円ほどMTよりも相場が安くなります。 もちろん総走行距離が2万キロ前後等低走行であれば上記の相場帯よりかはもっと高値にはなりますが、新型が出たことと、発売から10年程経つモデルということも有り上記の相場で推移しています