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スカイラインが高くなっている理由
旧車ブームや映画の影響による国内外からの人気
R32、R33、R34世代のモデル以降のデザインの大幅な変更により、この3モデルが貴重な存在となり今現在でも人気があります。海外輸出車としても、スカイラインは海外の映画の影響やアメリカの25年ルールというものの影響で人気があります。生産から25年経てばクラシックカー扱いとしてアメリカで新車販売されなかった車でも輸入可能とするというルールがあり、ちょうど25年前後経過しているスカイラインに人気が集中しています。
少し前まで(2014年前後くらいまで)はR34GT-Rで400万円前後、ER34なら150万円前後、BCNR33、BNR32は150~250万円の相場でしたが、今現在ではざっくり2~3陪の相場になっています。
BNR34の場合であれば最低ラインの中古車価格が1300万円からになってきています。ER34でも300万円ぐらいからの中古車価格です。
このように通常であれば役目を終えたと思われるような年式の古い多走行の車であっても、人気のある90年代のスポーツカーであれば高値で取引されるケースが多数あります。
スカイラインの買取相場
- 34のGT-Rが1000万円以上 通常モデル(25GTターボや25GT等)50~300万円。
- 32、33はGT-R300万円~800万円 通常モデルで30~200万円。
スカイラインの修理費用目安
今後スカイラインの購入を検討されている方や、今現在お乗りの方で過去に大きな故障等なかった方に修理費用の目安をお伝えしたいと思います。(元オーナーの実体験含む) 日産の純正部品は年々値上がりと製造廃止パーツが増えています。 NISMOヘリテージといってNISMOがスカイラインやシルビアなどの製造廃止パーツを復刻して販売するというプロジェクトがあります。製造廃止パーツの復刻はありがたいことですが、当時の価格よりももちろん高い値段での復刻なので、ヘリテージパーツを使っても修理費用は安くつく事はあまりなさそうです。 ここではその一例をご紹介したいと思います。 例- 足回り:ER34リアドライブシャフトブーツ破れ→一式交換=工賃込み約20万円
- 窓:ER34パワーウィンドウモーター交換(運転席)→部品代約6万円
- 変速機:ER34 5速ミッション新品交換→部品代162,000円+工賃数万円
- ライト:ER34 ヘッドライト新品→部品代約35万円(現在製造廃止)
- ターボAssy1基(RB26DETT用)新品→177,000円
- フロント・リア ショックアブソーバー(BNR34)→製造廃止
- マルチファンクションディスプレイ(BNR34)→製造廃止
- 3連メーター(BCNR33)→製造廃止
修理して乗るか売却するか
故障する箇所によりますが、古いモデルでは25年~30年前の車なので毎車検毎にどこかしらが傷んで部品交換することになります。 素通し(車検の検査と税金のみ)で車検をクリアするのは難しいです。 やはり車検毎に10万円から20万円、高くつく箇所が壊れてしまった場合は30万円40万円コースもあり得ます。 売却の場合、現在R32~R34型は価格が高騰しているので、購入した時の価格よりも高値で売却することも可能かもしれません。 コロナ禍の影響による高騰も少し落ち着きを見せてきており、このまま古いスカイラインは価格が上がり続けるかと言われると、一旦足踏みをしてしまうかもしれません。まとめ
1990年~2002年式のスカイラインは修理費用や車検費用が高額になる可能性が高いです。 海外カーアクション映画や旧車ブームの影響で中古車価格が高騰しており、スカイラインを売却するなら今が良いタイミング。 次回の車検時までに是非ご売却をお考え頂けると幸いです。 弊社では中古車の買い取り、輸出、廃車を行っております。 お見積りだけでも構いませんのでお気軽にご相談下さい。
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