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エンジンオイルの交換費用

エンジンオイルの交換費用は車種によって異なります。 オイルがどれだけ入るか、鉱物油、全化学合成油等どれを選ぶかにより異なります。

軽自動車の場合

3リットルまでしかオイルが入らない車種が多くいです。 オイルの種類・銘柄にこだわらなければ3,500円ほどでオイル交換ができます。

中型車の場合

4リットル以内でオイル量が収まることが多いです。 オイルにこだわりがなければ5,000円～6,000円ほどでオイル交換ができます。

大型車の場合

5リットル前後オイルが必要な車種が多いです。 オイルにこだわりがなければ8,000円前後でオイル交換ができます。

エンジンオイルの交換目安

• ガソリン車（NA）5,000km又は6か月※ハイブリッド車含む
• ガソリン車（ターボ）3,000km又は6か月
• ディーゼル車　10,000km又は1年
• 電気自動車はエンジンではなくモーターなのでオイル交換は必要ありません

エンジンオイルを交換しないと？

エンジン内部にゴミやカスが溜まりエンジン不調の原因になります。 最悪の場合、エンジンが焼き付いてしまい高額な修理になることがあります。 また、燃費にも大きく影響するのでエンジンオイルを交換しないと車によくありません。

エンジンオイルのフィルターって？

エンジンオイルをろ過する装置で、オイルフィルターやオイルエレメントと呼ばれています。 オイルエレメントは、オイルがエンジン内部を循環で吸着したスラッジや削れた金属等の汚れを取り除いたりする役割があります。 エンジンオイル交換の2回に1回の頻度で交換。 おおよそ1,000円～2,000円程度。

オイルエレメントを交換しないと

• オイルエレメントが目詰まりをおこしてしまう
• エンジンオイルがろ過されなくなるので不調の原因に
• 不調やパワーダウン（アクセルを多めに踏み込まないと進まない）の原因となり、最終的にエンジンが焼き付いて故障してしまう

オイル交換を怠ると、オイル交換費用以上の修理代金やエンジンのクリーニング費用2万円～3万円がかかることがあります。 燃費も悪くなるのでガソリン代も余分にかかってきます。

オイルやオイルエレメントを交換しない場合の最悪のケース

• エンジン内部洗浄　5～6万円
• 内部ばらし洗浄、損傷部品交換　5～15万円
• エンジン本体載せ替え　50～150万円

上記のような高額な修理費用がかかることも想定されます。 車種や状態によっても金額は変わりますが、輸入車の場合そもそもの費用であったり、エンジン本体の値段が高額になる恐れがあります。 最悪のケースにならないようオイル・エレメント交換を怠らない様にしましょう。

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エンジンオイルの役割

潤滑

エンジンオイルの役割はスムーズな回転をするための「潤滑」です。 内部の金属同士が触れ合う場所に油膜を形成し、摩擦の低減と金属の摩耗を防止しています。

洗浄分散性能

エンジン内部に発生する燃えカスやカーボン、水分などの汚れをオイルに取り込むことで、エンジン内部に付着することを防いでいます。エンジンオイルはエンジン内部を巡ることで洗浄しており、オイルが黒く汚れるのはこの性能を発揮しているからです。

密封作用

エンジンはシリンダーという筒の中で燃料（ガソリン）と空気の混ざった混合気を爆発させ、ピストンを押し下げることで出力を得ています。 ピストンとピストンリングの隙間に入り、エンジンオイルの油膜によってそのすき間を塞ぎ、爆発エネルギーを密閉、爆発ガスの吹き抜けを防止。 圧縮工程でも密閉効果により、圧縮漏れを防止しています。

冷却性能

エンジン内部は高温になります。エンジン内部で最初に熱を受け止めるのがオイルです。 オイルはピストンとピストンリングとシリンダーの隙間に入り込み熱を奪いながらオイルパンに戻り、冷却性能を発揮します。

防錆性能

オイルが金属面に付着することで水分や酸素、有害ガス等と直接触れ合う事を防止し、金属表面を油膜で覆って内部の水分を洗い流すことで金属が錆びることを防いでいます。

エンジンオイルの種類

全化学合成油

• 寒くても硬くならない
• 高温でも粘度変化が少ない
• 酸化劣化しにくい
• 燃えにくい
• 蒸発しにくい

部分合成油

• 鉱物油と化学合成油を混ぜたもの
• 鉱物油よりも高性能に設計出来、全化学合成油よりもコストがかからないのがメリットです。

鉱物油

• 残油から不純物や有害物質を取り除いたもの。
• 熱には弱く、全化学合成油や部分合成油ほどの性能はありませんが、性能の劣化がおだやかで、価格が安く抑えられるのが特徴です。

エンジンオイルの粘度の選び方

例えば：10W-50 前の数字と後ろの数字に意味があり、前の数字の10Wは低温時の粘度です。 Wの前の数字が小さいほど低温に強く寒い環境でも硬くなりにくくスムーズです。 後ろの数字の50は高温時の粘度です。 こちらの数字が大きいほど、高温に強く、数字が低いほど、燃費が良くなります。 最近ではアイドリングストップ車などの普及で メーカー指定で0W-20の車が増えています。 アイドリングストップ付き車やハイブリッド車は基本的には0W-20で良いと思います。 それ以外のお車や古いお車ですと、ターボの有無や年式により変わりますので、適合表などを見て選ぶのがお勧めです。

まとめ

オイル交換を怠ると、オイル交換費用以上の修理代金がかかることがあります。 燃費も悪くなるのでガソリン代も余分にかかってきます。 オイルの種類は適切に選び、化学合成油は金額を除きメリットがたくさんです。 お車にメンテナンス費用をかけたくない場合は、是非お車の買取を行っている弊社「廃車本舗」までご相談下さい。 弊社ではお車の買取、廃車、輸出を行っております。 思った以上の金額のご提示ができることもあるかもしれません。 無料査定のご依頼お待ちしております。