- 「車のスクラップをどこに頼んだらいいの?」
- 「車のスクラップにはどれくらいの費用がかかるの?」
- 車をスクラップした時の買取相場
- 車のスクラップにかかる費用
- 車をスクラップにする手順
- 廃車買取業者に買取を依頼することをオススメする理由
目次
車をスクラップした時の買取相場
スクラップに出した車の買取相場は、軽自動車で10,000円前後、普通車で16,000円前後です。 買取価格は車の「重さ」によって変動し、また「鉄スクラップ」のその時点での相場によって変動します。またスクラップ業者によって割合は変わりますが、一般的に車重の約5割が「鉄」とみなされるでしょう。 たとえば鉄スクラップの市場価格が20円/Kgだとすると、重さ1,000Kgの車はその5割である500Kgに買取価格が付きます。したがって20円×500Kgとなり買取価格は10,000円です。 つまり「車重」、「鉄スクラップ相場」、「業者ごとの決まる鉄の割合」によって買取価格が決まります。 ちなみに車重の目安は、軽自動車が800Kg、普通車が1,300Kgです。2020年だと鉄の買取相場が20~30円/Kgだったので、その年のスクラップでの買取価格は、軽自動車で8,000円~12,000円、普通車は13,000円~19,500円でした。 一度、車検証にある「車両重量」の欄を確認してみてください。参考にできます。車のスクラップにかかる費用
スクラップでは、レッカー移動の発生、書類の手続きに伴って費用がかかります。車が故障や車検切れで動かせない状態の場合、車をスクラップ業者まで運ばなければなりません。その際にかかるレッカー費用は10,000円~30,000円ほどです。移動させる距離が伸びるほど高くなります。 また、書類を代行してもらう場合にも費用が発生します。業者によりますが、3,000円以上はかかるでしょう。自分で行えば500円程度でできますが、手間と時間がかかります。 このようにスクラップではレッカー移動や書類手続き代行費用がかさむため、鉄スクラップとして買い取ってもらっても“赤字”になる可能性があります。車をスクラップするための手続き・方法を手順ごとに解説
車を自分でスクラップするための手順は以下の通りです。- 解体業者に問い合わせをする
- 一時抹消登録を行う
- 解体業者に車を持ち込む
- 永久抹消登録を行う
1.解体業者に問い合わせする
まずはスクラップにしたい車の近場にあるスクラップ業者(解体業者)を探しましょう。「iタウンページ」を利用すれば、近くにある業者を調べることができます。そこで車を持ち込む際の条件や手順を聞いておくと良いでしょう。 また「現在の鉄の単価」と「車の重さに対する鉄スクラップの割合」について質問し、答えてくれれば大体の買取価格が分かります。2.一時抹消登録を行う
解体工場へ車を持ち込む前に、一時抹消登録をしておきましょう。業者によっては一時抹消登録をしていないと、解体を受け付けてもらえない場合があります。 また車の解体を待つ間に月が変わってしまう可能性もあります。一時抹消登録とは「車の使用を停止する」ことで、「名義を抜いておく」という意味があります。 本人が申請する場合に準備するものは以下の通りです。- 実印
- 印鑑証明書(発行から3ヶ月以内のもの)
- 自動車検査証
- ナンバープレート2枚
- 手数料350円
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3.解体業者に車を持ち込む
スクラップにする車を解体業者へ持ち込みましょう。 その際に該当車輌を「自走」で持ち込まないでください。一時抹消登録によりナンバーを返却しているので公道を走ることはできません。レッカー業者を利用して移動させましょう。 解体工場へ持ち込んだら受付を済ませて、車を引き渡します。そして業者による車の解体を待ちましょう。 解体後、業者から「移動報告番号」と「解体記録日」が書かれた書類を受け取ります。これは郵送される「通知書」で分かる場合もあり、受け取り方法は依頼先の案内に従ってください。 持ち込んだ日から1~2週間後に連絡か通知が来るでしょう。4.永久抹消登録を行う
「永久抹消登録」が最後の手続きとなります 再度、軽自動車なら軽自動車検査協会、普通車なら運輸支局に行きましょう。 一時抹消登録を行った車は、「解体届出」と呼ばれる手続きをします。準備するものは以下を参考にしてください。- 登録識別情報通知書
- 「移動報告番号」と「解体記録日」が記載されている書類
- 通帳(自動車重量税などの還付金振込用)
- 印鑑
- OCRシートを記入
- 手数料納付書を入手
- 上記書類と準備した書類を窓口に提出
車のスクラップよりも廃車買取業者に依頼した方が高く売れる
自分でスクラップするよりも、車の処分は「廃車買取業者」に依頼しましょう。買取価格を付けてくれるのはもちろん、レッカー移動から書類などの手続きまで費用もかかりません。ちゃんと還付金も返ってきます。廃車買取業者に依頼した方がいい理由とその解説をご覧ください。- 理由1 レッカー費用がかからない
- 理由2 還付金がもらえる
- 理由3 廃車買取代金をもらえる
理由1 レッカー費用がかからない
自分でスクラップする時に高額になりやすいレッカー移動を、廃車買取業者なら無料で行ってくれます。 スクラップ業者と違い、レッカー車を自前で用意しているか、レッカー代を負担しても問題ない仕組みとなっているからです。 炎上や浸水など極端な例を除けば、たとえ事故車や不動車などボロボロの状態でも問題なく対応してくれます。 JAF会員であってもレッカー移動は距離によって費用がかさむため、まずは廃車買取業者に相談してみましょう。理由2 還付金をもらえる
還付金は自分で手続きを行ってももらうことは可能ですが、廃車買取業者ではその手続きを無料で代行しくれて、還付金もちゃんと返ってきます。 おもに自動車税・自動車重量税・自賠責保険車が還付の対象。処分する時期や車検残存期間でその額が決まります。 還付にならない状況もありますが、対象になっている分は返ってきます。還付額があるかどうか、廃車買取の見積もり書で内訳を確認しましょう。 廃車時の還付金の種類や返ってくる時期については以下の記事を参考にしてください。 関連記事:廃車の還付金はいつ戻る?還付金の種類別でみる返金期間と申請方法を解説 関連記事:廃車で戻ってくるお金の種類一覧|自動車税や保険解約時の還付金について詳しく解説理由3 廃車買取代金をもらえる
廃車買取業者では、たとえボロボロで動かなくなったしまった車でも買取に対応してくれます。 例えば、車の買い替えを検討しており、ディーラーに下取りを依頼した場合は無料での引き取りを提示される場合があります。そのようなシーンでは下取りよりも廃車買取業者に依頼した方が高くなります。 また、車をスクラップする場合は解体費用やレッカー費用がかかる場合があります。廃車買取業者は廃車を車として買い取るためにレッカーも準備してくれて、買取代金も支払ってもらえます。 そのため、無料かつ価値のつかない車の買取を依頼したい場合は廃車買取業者を利用するのがオススメです。車をスクラップして廃車にする際の注意点
車をスクラップして廃車する際には、以下4つの注意点があります。- 車のスクラップ完了までに時間がかかる
- 解体工場によっては、個人からの依頼を受け付けてくれない可能性がある
- 重量税の還付を受けるには、永久抹消登録が必須
- 車が自走できる状態なら、廃車買取業者に買取を依頼しよう
車のスクラップ完了までに時間がかかる
スクラップでは、全てが完了するまでに2週間ほど時間を要します。 書類の準備や手続き、そしてレッカーの手配など工程が多く、その一つ一つに各業者の都合が関わってくるためです。 とくに時間がかかるのは「解体」で、解体業者に車を預けてから完了の連絡がくるまでに、多くの時間を取られるでしょう。解体業者から運輸支局など手続きのための移動も時間がかかる要因です。解体工場が個人からのスクラップを請け負ってくれない可能性がある
車の解体を扱っている工場によっては、個人からのスクラップの依頼を受け付けてくれない可能性があります。 その理由は様々ですが、法人契約をしている工場もあるからです。 近くに解体工場があったら個人でも受け付けてもらえるか、まずはお電話などで問い合わせてみてください。永久抹消登録をしないと重量税の還付金を受け取れない
永久抹消登録の手続きの際、車検が1ヶ月以上残っている場合は自動車重量税の還付金を受け取ることができます。 一時抹消登録では戻ってこないので、永久抹消登録の時に振込口座を記入して申請してください。約1~2ヶ月後に振り込まれるでしょう。自走できる車は買取してもらった方が買取価格が高くつく可能性がある
スクラップをお考えで、もし車の走行機能に問題がないなら、高価買取が期待できる廃車買取業者に、買取を依頼しましょう。 「走れる」ということは、まだ使えるパーツが多く残っているということです。 エンジンや足周りの部品、またはエアコンシステムの構成部品など、各パーツには利用価値がまだあります。 廃車買取業者ならそれらの部品を上手く販売するルートを持っているため、高値をつけてくれる可能性があります。 鉄スクラップとして解体するのも、鉄の相場によっては高値が付く場合があるでしょう。とは言え、買取価格は鉄の相場で上限が決まってしまいます。 その点、廃車買取業者なら取引先の多さから、買取価格の上限に関して解体業者よりも高いと言えます。 レッカー費用や手続き費用と併せて総合的に見ても、お得に処分できるでしょう。
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まとめ
車をスクラップにするなら、以下のポイントを押さえておきましょう。- スクラップ業者では、軽自動車で10,000円前後、普通車は16,000円前後が買取相場
- 時期により、永久抹消登録で還付金が戻ってくる
- 手間と費用を抑えるなら、廃車買取業者を利用する
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