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目次
ドライブシャフトから異音がする原因
ドライブシャフトの異音の原因は主に- グリスの劣化
- ベアリングの劣化
グリスの劣化
グリスが劣化するとグリスの硬度が増し、ドライブシャフト内のベアリングの回転がスムーズに行われず異音の原因になります。 これはグリスの硬度が増し、ベアリングに余計な摩擦抵抗が生じてしまった時に音が鳴り始めます。ベアリングの摩擦抵抗が最も大きくなるのがドライブシャフトが大きく動く右左折時の為、ハンドルを切った時に異音がするのです。 走行中、常に高温で高い負荷がかかっていますので、グリスは単純に経年劣化していきます。また、グリスを保護しているブーツが破れる事でグリスの劣化が早まる場合もあります。 このように、グリスの劣化によって生み出される余計な摩擦抵抗がドライブシャフトからの異音の正体です。グリスの劣化によるドライブシャフトからの異音は比較的初期段階だと言えます。ベアリングの劣化
ドライブシャフト内のベアリング自体が劣化する事により、ベアリングの回転がスムーズに行われずに異音がします。 ベアリング自体が劣化すると、スムーズな回転が妨げられ余計な摩擦抵抗が発生します。更に、ベアリングの軸がぶれる事によって大きな摩擦抵抗が発生する事もあります。やはりこの摩擦抵抗がドライブシャフトからの異音の原因になります。 ドライブシャフト内のベアリングは高耐久ですが、走行中の大きな負荷により自然に劣化していきます。また、グリスの劣化によって生み出された余計な摩擦抵抗が、ベアリング自体の劣化スピードも早めてしまいます。 ベアリングが劣化すると、少しの負荷でも異音が発生しますので、なだらかなカーブを走行中でもドライブシャフトから異音が出だします。ベアリングが劣化している場合は出来る限り走行せずに早めに修理が必要です。
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ドライブシャフトの異音は放置しておいてもいい?
自動車からの異音は自動車が発する異常のシグナルです。自動車から発せられる異音を放置しても自然に直る事はまずあり得ません。むしろ徐々に悪化していくと考えましょう。 ドライブシャフトの異音の場合、初期段階ではほとんどの場合グリスの劣化によるものです。 この段階では、単純に劣化したグリスを打ち換えるだけで異音が止まります。またブーツの破れが原因によるグリスの劣化の場合は、ブーツ交換とグリスの打ち換えで異音は無くなります。 ただ、ずっと異音を放置しているとドライブシャフトのベアリングが劣化し出しますので、こうなるとドライブシャフト自体を交換しなければならなくなり、結果的に修理費用が高額になってしまいます。 もしハンドルを切った際にドライブシャフトから異音がし始めたら、乗り換えや廃車の予定がない限り出来る限り早めに修理を行いましょう。◆ドライブシャフトから異音がした時の対処法
ドライブシャフトからの異音に気付いたら、出来る限り早めに最寄りのカーショップに持ち込んで対処する方が良いでしょう。 ドライブシャフトのブーツの破れや異音は、自動車にとって非常によくある故障なので、自動車工場を有するショップであればすぐに対応してくれます。 ドライブシャフトからの異音は突如として発生する事は少なく、グリスやベアリングが劣化すると実は小さいながらも異音は発生しています。グリスやベアリングの劣化速度にあわせて異音も徐々に大きくなっていきますが、放っておいても異音が改善する事はあり得ません。 異音を放っておくとむしろ異音が大きくなっていき、グリスやベアリングの劣化が更に進んでしまいます。普段から載り慣れているマイカーではなかなか初期段階で異音に気付きにくいので、異音を認識した頃にはかなり劣化が進んでいるかもしれません。 だからこそ、異音に気付いたら出来る限り早めに最寄りのカーショップに持ち込みましょう。 もちろん自分で交換する事も可能ですが、構造上ドライブシャフトは運転席と助手席の真下にあります。交換する為には自動車をリフトアップ出来る一定の設備や整備経験が必要なので出来るだけプロの整備士がいるショップに依頼しましょう。ドライブシャフトの寿命
ドライブシャフトの寿命は一般的に15万~20万㎞前後と言われていますが、実はかなりの個体差が出ます。 例えば、急カーブやカーブでのスピードアップ、バウンドの多いでこぼこ道での走行やドリフト走行等は、ドライブシャフトに大きな負荷をかけてしまいます。このような運転を頻繁に行うと、ドライブシャフトの劣化は格段に早まり、5万㎞走行程度でベアリングから異音が発生するする場合も。 逆にドライブシャフトへの負荷が少ない高速道路での走行がメインの自動車は、20万㎞以上走行してもドライブシャフトから異音がしない事もあります。結論、車の走らせ方によってドライブシャフトの寿命が大きく変わるということです。ドライブシャフトから異音がするのを予防する3つの方法
ドライブシャフトから異音が出ている状態は、既にグリスやベアリングが劣化しているので手遅れです。 ドライブシャフトからの異音を防ぐには、- 安全運転
- 高粘度のグリス使用
- ドライブシャフトブーツの日常点検
安全運転
まず誰でも簡単に出来る予防法は、ドライブシャフトに出来るだけ不可のかからない安全運転をする事です。 タイヤが大きく左右に動いても、ドライブシャフト自体が柔軟に動く事でエンジンの回転をしっかりとタイヤに伝達します。ドライブシャフトの柔軟な動きは内部のベアリングにより行われます。この構造上、ハンドルを一杯に切りタイヤが大きく動く時に最もドライブシャフトに負担がかかります。 つまり、ハンドルを大きく切るような荒っぽい運転は避け、出来る限り安全運転を心がける事でドライブシャフトへの負荷は軽減されます。 また駐車時はハンドルを思いきり切らずに、出来るだけ滑らかなハンドルワークでの駐車を心がけましょう。これもドライブシャフトへの負荷の軽減に繋がります。高粘度のグリス使用
ドライブシャフトのベアリングを保護するグリスは、劣化スピードが遅らせる高粘度のグリスを使う事でドライブシャフトの異音防止に繋がります。 ドライブシャフトからの異音の初期段階はグリス劣化によるものなので、劣化しにくく長持ちするグリスは異音防止の理にかなっていますよね。 ただ、異音がしないのにわざわざグリスだけ交換する必要はありません。異音が出た初期段階やドライブシャフトブーツ破れによる交換の際にショップで高粘度グリス使用での交換を依頼しましょう。 高粘度グリスは少し値が張りますが、長期的な視点で考えるとドライブシャフト異音防止に高い効果を発揮します。ドライブシャフトブーツの日常点検
ドライブシャフト内のグリスを保護するブーツが破れていないかも日頃から目視で確認すると良いでしょう。停止状態でハンドルを一杯迄右に切ると、右タイヤの裏側のドライブシャフトのブーツが見えるようになります。左に一杯に切ると同じように左側も確認出来ます。 ブーツはゴムで出来ていますので、劣化の初期段階はまず小さなひび割れが発生します。この段階ではまだ交換は不要です。 それが進行すると、小さなひび割れはやがて大きな割れ目になり、中からグリスが飛び散ってきます。この状態になると、早めに交換が必要と言えます。ドライブシャフトの交換時期・交換費用
それではドライブシャフトの交換時期や実際の交換費用をみていきたいと思います。ドライブシャフトの交換時期
ドライブシャフトは高耐久の為にその寿命は15万㎞~20万㎞で、交換時期の目安は車種により5万㎞~10万㎞程度とされています。 ただ、ドライブシャフト内のベアリングは常に高温高負荷状態に晒されていますので、自動車の乗り方でかなり寿命に差があります。この為、走行距離を目安にして交換されるよりも、異音の発生が交換の目安とされる事が多いと言えます。 ただ、ドライブシャフトのパーツの一部であるブーツはゴムで出来ている為劣化が早く、7年7万㎞が交換の目安となっています。ドライブシャフト交換費用
一般的な前輪駆動の自動車の場合、右前輪と左前輪に独立して一つずつ計2つのドライブシャフトがあります。 ドライブシャフト交換の際は下記の通り4つの種類の部品から選ぶことが出来ます。- 純正新品部品
- 社外新品部品
- リビルト部品
- 中古部品
部品種類 | 部品代(片側) | 工賃(片側) | 依頼先 |
純正新品部品 | 20,000円前後 | 30,000円~50,000円 | 新車ディーラー、カーショップ |
社外新品部品 | 10,000円前後 | 20,000円~40,000円 | カーショップ |
リビルト部品 | 10,000円前後 | 20,000円~40,000円 | カーショップ |
中古部品 | 5,000円前後 | 20,000円~40,000円 | カーショップ |
ブーツの交換時期
ドライブシャフトブーツの交換時期は概ね7年7万㎞程度が交換の目安です。 一般的な前輪駆動の自動車には、前輪に左右独立して二つのドライブシャフトがあります。ひとつのドライブシャフトには2つのブーツがあるので、一般的な前輪駆動車には計4つのドライブシャフトブーツがあります。交換時期は4つとも同じように7年7万kmが目安です。 ただし、自動車の走行状況によりブーツに過度に負担がかかる場合は、交換目安よりもかなり早めにブーツが破れてしまいます。ブーツが破れていると車検には通らないので、ブーツが破れたタイミングが交換の目安とも言えます。 車種によってもブーツの耐久性の差異は多少ありますが、一般的なブーツの交換時期は7年7万kmです。ブーツの交換費用
ブーツ単体はゴムで出来た単純な構造なので、部品代は概ね1つ4,000円前後です。またドライブシャフト交換に比べると、ブーツのみの交換の場合は作業工程も少なく、作業工賃は一か所で6,000円前後が一般的です。 この為、ブーツの交換工賃を含めた交換費用の相場は一か所1万円前後が相場と言えます。 ただし、ドライブシャフトのブーツは左右2つずつ計4つありますので、4つ全てを交換するとなると4万円以上の費用負担になります。 ブーツ交換後に、ドライブシャフトのベアリングの劣化が発覚する事も多々ありますので、そういう場合は交換せずに廃車にして乗り換えた方がトータルのコストパフォーマンスは高いです。
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中古車・廃車の買取を専門で行っている廃車本舗へお問い合わせ下さい。面倒な廃車手続きを代行させて頂きます。お電話の場合は0120-788-100 まで。メールで愛車の査定を希望される方はこちらから。廃車予定の事故車などが思わぬ高額買取となる場合もあります!
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ドライブシャフトの問題があっても高額で売却できる場合がある
ドライブシャフトからの異音は走行中にハンドルを切った際にゴリゴリと鳴る事がほとんどで、走行中であるが故にかなり不安になる音です。 ただし、自動車の構造上ドライブシャフトからの異音はどんな車種でも鳴る事があり、よくある故障の一つと言えます。 また自動車の買取査定の際には走行する事がほとんどありませんので、ドライブシャフトからの異音が査定額に影響する事はほぼありません。 更に廃車になるような古い自動車でドライブシャフトから異音がしていても、廃車買取専門店であれば高額で買取を行う事もあります。 これは廃車買取専門店であればドライブシャフト以外の部品を中古部品として活用出来る為、一般的な中古車買取相場とは違う買取価格が形成されている為です。 もしもかなりの走行距離を走っていて新車の買い替えを考えているのであれば、売却・廃車を考えましょう。わざわざ修理をするよりも車を買い替えたほうが経済的です。まとめ
走行中ハンドルを切った時に出るドライブシャフトからの異音。放置しておいても症状は改善しませんので、廃車や乗り換えの予定が無い場合は、出来るだけ早めに修理を行いましょう。異音が出だした初期段階は、グリスの打ち換えやブーツ交換で概ね異音が止められます。 ただ、ドライブシャフトのベアリングの劣化や更にドライブシャフト自体の破損の場合は、車の他の部分も同じようにかなり劣化が進んでいます。修理するよりも廃車にして乗り換えた方がトータルのコスパは高いです。
ドライブシャフトの異音を方しておくと、最終的にドライブシャフトが破損して走行が出来なくなります。ただし、こう言った不動車であっても、廃車買取専門店の廃車本舗であれば、中古部品の部品取り車として買取価格がつく可能性は十分にあります。
ドライブシャフトが破損して動かなくなった場合は、焦って余計な廃車費用を支払わずに、まずは廃車本舗に廃車買取を依頼してみてはいかがでしょうか。
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