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モデルケース1【平成28年式・N-BOX】
まずは平成28年式ホンダN-BOX購入後を例に考えてみたいと思います。自動車税・・・10,800円/年
自動車税はその年の4月1日時点の所有者に課税される税金です。平成27年4月以降に新規取得した軽自動車の乗用タイプは、車種に関係なく一律で年間10,800円が課税されます。また、平成29年4月以降に新規取得した軽自動車の自動車税にもエコカー減税が適用されるようになり、燃費基準を達成している車種については、取得の翌年度に限り自動車税が減税される場合もあります。 平成27年4月以前に新規取得された車種については、今までと変わりなく乗用タイプで年間7200円が課税されています。新規取得してから13年を経過した車種については、重課され、年税額は12,900円となります。燃料費・・・8,942円/月々 107,310円/年
車高があがりトールタイプが人気を支えている軽自動車の中でも、最も売れているのがN-BOXです。ただ、車体が大きくなり広大な室内空間が生み出された反面、車重も上り燃費は実はそれほど良くないんです。N-BOXの場合、カタログに記載されているカタログ燃費はガソリン1リットルあたり27kmの燃費となっていますが、一般的な実燃費はガソリン1リットル15km程度です。今回は燃料費を1リットルあたり15km走行すると仮定して算出します。また軽自動車はレギュラーガソリン指定なので、レギュラーガソリン1リットル140円で計算します。 まず通勤や通学に年間2万キロ走行するヘビーな使い方の場合、1年間で1333リットルのガソリンを消費します。これをガソリン代に換算すると186,620円となります。 次に、近所のスーパーへお買い物に行く程度の日常レジャー使いで年間走行距離3000kmの場合は、1年間で200リットルのガソリンを消費します。これをガソリン代に換算すると28,000円となります。今回は平均値を求めますので、ヘビーユーザーとライトユーザーを足して2で割り、燃料費は107,310円とします。 軽自動車と言えば好燃費のイメージが強いですが、実は大型化が進む軽自動車の人気モデルはそれほど燃費が良いとは言えず、更にターボモデルは燃費だけとると普通車よりも悪いかもしれません。駐車場代・・・4,144円/月々 49,728円/年
自動車を所有する場合は、車庫法によって駐車場の確保が厳格に定められています。ただ、軽自動車の場合、市区町村によっては車庫証明の提出が不要なエリアも存在します。また、自宅地方では自宅の駐車場を利用する方がかなり多くなりますので、根本的に駐車場代の支払いが不要な場合もあります。 駐車場代の月々の全国平均は8,288円とし、自宅駐車場を利用する場合は駐車場代が0円なので、この二つの平均値をとり駐車場代は4,144円とします。 東京都内の一等地の駐車場では賃料が月々5万円を超えるものもあるなか、地方では無料駐車場も存在します。かなり平均値を算出するのが難しい維持費かもしれません。任意保険・・・4,612円/月々 55,346円/年
自動車保険は対象とする車種により保険料が異なります。また、その自動車を使うエリアによっても保険料が異なります。これは、自動車保険を取り扱う各損保会社が、車種別の事故率を割り出したり、地域別の事故率の割り出しを行い、保険料に反映している為です。タイプ別に言うと、スポーツカーはやはり事故率が高いので保険料も高くなる傾向にあり、それほどスピードの出ないコンパクトカーはスポーツカーに比べるとかなり保険料が安くなります。軽自動車の中でも若干の保険料の違いがあり、軽自動車のスポーツタイプの車種はやはり他と比べると保険料が高くなる傾向にあります。事故率、つまり車種による事故の起こしやすが直接保険料に反映されますので、逆に同じ車種であっても、レーダーブレーキサポート機能等の自己抑制装置が搭載されていると、保険料はかなり割り引かれます。 更に自動車保険は、事故相手に対する賠償はもちろんの事ですが、車両保険という事故の際に自分の車の修理費用も補償の対象となる保険があります。車両保険には、自損事故でも自分の車の修理費用を補償してもらえる「一般補償」と、車同士の事故の際にのみ適用される「限定補償」があります。いずれの場合も、自動車保険に車両保険を付帯すると保険料はかなり高額になります。 ホンダN-BOXを新車で購入し、新規で自動車保険に加入した場合の見積もりを、ネット保険会社でとった結果が次の通りです。加入条件としては、30歳以上が補償対象で本人が運転している時のみとしました。維持費の平均を出すために、地域料率の影響を受けない金額になっています。 【車両保険無しのプラン】 34,080円/年 【車両保険限定プラン】 54,760円/年 【車両保険一般プラン】 77,200円/年 新規加入の保険料でこの料金というのは、やはりネット保険ならではの安さです。特約等を付ければもちろん保険料がその分上がります。今回は特約は付けずに、一般的に加入者の多い3つのプランの見積もり結果です。この3つの保険料の平均が55,346円となります。 自動車保険は、加入して1年間無事故で保険を使わなければ保険料の割引率が上がり、年々保険料が下がっていきます。逆に事故を起こして保険を使うと割引率が下がりますので保険料が上がってしまいます。 令和2年1月より、軽自動車にも保険料率が設定されますので、今まで以上に車種別に保険料の差が広がります。オートローン・・・10,000円/月々 120,000円/年
新車価格が200万円を超える車種も多くなってきた軽自動車。ホンダN-BOXもグレードによれば有に200万円をこえるモデルも存在します。また、新車購入時に残価設定を行い借り入れ額を抑える事で月々の返済額をかなり落とす事も出来るようになりました。これにより、ローン利用がかなり気軽になったと言えます。とはいえ、ローンを利用すればおのずと利息支払いも発生しますので、まだまだ現金購入の方も多いのではないでしょうか。 N-BOX購入でローン利用の場合、やはり人気車種というあたりを踏まえると残価設定を行うローン利用が一般的かもしれません。そうすると概ね毎月のローン支払い額は10,000円程度となります。オートローン返済費用は平均値を出し辛いですが、今回はこの10,000円を平均値とします。車検代・・・25,490円/年
軽自動車も新車の場合の車検期間は3年間です。3年間の新車車検期間の次から一般的な2年毎の車検期間になります。これにより、今回は初回車検をベースに車検費用を維持費として算出してみたいと思います。 新車購入から3年後の車検はもちろん2年車検となります。この時に必要な車検費用の内訳は次の通りです。 【自賠責保険料】 25,070円 【自動車重量税】 5,000円 【車検受験印紙代】 1,400円 【整備費用】【受験手数料】 自分で陸運局に自動車を持ち込み自分で車検を通すユーザー車検制度もありますが、特に初回車検については購入した店舗に車検を依頼される方が多いと思います。自動車販売店に車検を依頼すると、法定点検と部品交換を行ってくれます。これが整備費用と呼ばれるものです。初回車検で異常個所がほとんどない場合、一般的な車検整備費用は30,000円程度です。また整備費用とは別に車検受験手数料や車検機器利用料等と呼ばれる費用が必要です。この費用は一般的に軽自動車の場合15,000円程度となります。この5つを合計すると初回車検費用は概ね76,470円となります。初回車検費用は新車購入から3年後に必要なので、車検費用の平均額は初回車検費用を3で割った25,490円/年とします。消耗部品代・・・29,333円/年
軽自動車であっても現在の自動車はかなりメンテナンスフリー化が進んでいます。軽自動車であっても、自動車に異常が発生すればメーターにランプをチェックランプを点灯させドライバーに知らせてくれます。特に新車購入後にすぐさま交換が必要な部品はありませんが、走行距離が増えるにつれ交換が必要になる消耗部品があります。 エンジン排気量の小さい軽自動車で特に重要なのは、エンジンオイルの交換です。一般的には走行3000km毎での交換がメーカー推奨となっています。また6000km毎にエンジンオイルのフィルターの交換も重要です。これを怠ると、いくらメンテナンスフリーな自動車であっても、直接エンジンに甚大なダメージが及ぶ可能性があります。 またワイパーゴムは雨の日の必需品ですが、ゴムで出来ていますので、使わなくても劣化してきます。半年に一度程度交換すると水の拭きの良さが保たれます。 更に年間走行距離の多いドライバーは、タイヤの消耗も激しくなります。一般的には5000km走行すると1mmタイヤが消耗します。これを基準にするとやはり25000km走行毎にタイヤ交換が必要になってきます。 年間1万キロ走行すると仮定すると、年間でオイル交換は3回行い、オイルエレメントは1回交換する必要があります。オイル交換は一回3,000円、オイルエレメント交換も1回3,000円と仮定すると、年間12,000円となります。次にワイパーゴムですが、年間2回交換するとしワイパーゴム1本1,000円とします。これで年間4,000円です。最後にタイヤですが、これは3年に一回の交換とし、4本のタイヤ交換で40,000円とします。これを年間あたりにすると13,333円となります。この3つの消耗品を足すと、29,333円/年となります。モデルケース2【平成20年式・ムーヴカスタム】
取得後の条件は、20代で通勤に自動車を使用し、年間走行距離1万キロで固定します。自動車税・・・7,200円/年
平成27年4月以前のモデルでかつ新車から13年未満なので、年式的に年間の自動車税は7,200円となります。エコカー減税は特に適用が無いモデルとなっています。駐車場代・・・0円/月
駐車場代は自宅の敷地を利用するものとし、駐車場代は不要とします。燃料費・・・7,840円/月々 94,080円/年
年間走行距離1万キロ=月々の走行距離は833キロ。カタログではリッター20キロ程度の燃費となっていますが、実燃費リッター15キロで計算します。毎月のガソリン消費量は約56リットル。ガソリンが1リットルあたり140円の計算で、毎月のガソリン代は約7,840円となります。任意保険・・・4,570円/月々 54,840円/年
普通車に比べて事故率の低い軽自動車は保険料が安くなる傾向にあります。車両保険無しの純新規の加入でも毎月の保険料は4,570円程度です。もちろんネット自動車保険の保険料となっています。令和2年1月より軽自動車にも保険料率が適用されますので、保険料増額が予想されています。車検費用・・・33,070円/2年
車検費用の内訳は、自賠責保険料25,070+自動車重量税6,600円+受験手数料1,400円=42,230円です。こちらもユーザー車検を利用して車検を自分で通した場合の費用です。部品点数が少なく単純な構造の軽自動車でもユーザー車検利用は割と多いと言えます。オートローン・・・0円
販売台数が多く、比較的程度のいい車両が安価で帰るムーヴカスタムの為、こちらのモデルケースは現金購入とします。走行距離の少ない中古車であっても30万円程度から購入可能なので、もしオートローンを利用しても毎月の支払いは数千円程度からでも利用できます。消耗部品代・・・29,333円/年
こちらも年間1万キロ走行を前提としていますので、オイル交換等の消耗部品の交換費用はN-BOXと同額とします。まとめ
今回のモデルケースでは、 モデルケース1・・・33,167円/月々 398,007円/年 モデルケース2・・・16,832円/月々 201,988円/年 という結果になりました。 購入時のオートローンの利用の有無や、駐車場代の有無によってかなりの差がでましたが、自動車自体による差は実は毎年の自動車税の差と燃料費の差だけだという事が分かります。車体が重く大型化が進む軽自動車は、車内空間も広く大変便利ですがその反面燃費性能は実はイマイチです。もし維持費削減を最重要として軽自動車に乗り換える場合は、車重の軽いアルトやミラといった軽自動車でも比較的小型のモデルがオススメです。 また乗り換えの際は、古い自動車の廃車は廃車本舗がオススメです。自動車ディーラーや中古車販売店で廃車を依頼すると有償の場合がほとんどですが、廃車本舗に廃車を依頼すれば完全無料です! 更に廃車と思っていても実は廃車買取価格がつく場合もあります。 廃車買取査定は無料で依頼出来ますので、まずはお気軽にお電話から査定依頼をしてみてはいかがでしょうか。
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