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解体を必要としない廃車

解体＝廃車の概念を覆す廃車方法があります。それは、自動車を解体せずに取得しているナンバーを返却し、取り敢えず自動車として公道を走行しないという手続きをとる方法です。 この方法を「一時抹消登録」と呼びます。 自動車は全国の陸運局で登録されており、最寄りの陸運局で一時抹消登録の申請を行えば、その登録を一時的に取り消してもらえます。登録情報を抹消しておけば、自動車への課税が止まります。この一時抹消登録が、解体を必要としない廃車方法です。

解体を必要とする廃車

一時抹消登録に対し、永久抹消登録という廃車方法があります。一時抹消登録は、登録情報を一時的に抹消するだけなので、再度登録が可能なのに対し、永久抹消登録はその登録情報を永久に抹消しますので、再登録が不可能となります。自動車を解体してからしか永久抹消登録は行えませんので、一般的にイメージされる廃車はこの永久抹消登録だと言えます。こちらの手続きも最寄りの陸運局でする事ができます。 →一時抹消と永久抹消の違いとは？

廃車の解体を依頼する方法

前述した通り、永久抹消登録を行う場合は自動車を解体してからしか手続きできないため、先に廃車予定の車を解体しなければなりません。 解体方法は大まかに分けて2つあります。

• 解体工場に依頼する
• 廃車買取業者に依頼する

自動車はフロンガス等、環境を汚染する可能性があるものが利用されていますので、解体は都道府県から許可を受けた解体工場でしか行う事は出来ません。自動車の解体を行う場合は、最寄りの許可を受けた解体工場に依頼しましょう。

解体工場に依頼する方法

解体工場は主に解体した鉄の買取を行っており、廃車予定の買取を依頼し、そこででた鉄を買い取ってもらうことができます。 解体を依頼する手順は以下の通りです。

1. 業者に連絡
2. 車の引き取り方法を決定
3. 解体実行
4. 抹消登録証明書を受け取る

まずは業者に連絡して「解体に対応してもらえる期間」を伺います。例えば月末に依頼する場合は車の解体が遅れると永久抹消手続きの時期もズレるからです。 4月になると自動車税等が更新され費用がかかりますので、3月に廃車をする場合などは得に解体時期を必ず確認しておきましょう。 次に車を持ち込むか引き取りしてもらうかを決めます。引き取ってもらう場合はレッカー費用1〜2万円程度がかかります。 最後に車の解体を証明する「抹消登録証明書」を受け取りましょう。これを受け取れば永久抹消登録の手続きに進めます。 解体を向上に依頼する場合はその後の永久抹消手続きを自身で行う必要があります。 関連記事：自動車の廃車のやり方や必要書類は？注意点や廃車後の処理を解説

廃車買取業者に依頼する方法

廃車買取業者とは、都道府県から許可を受けた工場を持ち、廃車同然の車を解体するだけでなく、買取価格をつけてくれる業者です。 廃車買取業者に依頼する手順は以下の通りです。

• 廃車買取の査定
• 必要書類の送付
• 廃車の引き取り
• 廃車買取価格の振り込み

まずは廃車買取業者に査定を依頼し、提示された価格納得すれば必要書類を提出します。 この時に必要な書類は以下の通りです。

• 車検証
• 自賠責保険証明書
• 自賠責 承認請求書
• 譲渡証明書
• 委任状
• リサイクル券
• 印鑑証明書
• 身分証明書

これらを準備したら業者に送付します。書類が確認できたら車を引き取り、廃車買取の手続きか完了となります。 ちなみに廃車買取業者に依頼する場合は基本的にレッカー代もかからず、永久抹消登録の手続きも代行してもらえます。 手続きも楽にでき、故障や事故で大破した車でも廃車として買取してもらえます。 当サイトを運営する「廃車本舗」では廃車の買取実績が多数あり、廃車に必要な手続き全てを代行しております。 査定も無料で行っておりますので、廃車をご検討の方はお気軽にご相談ください。