自動車業界の慣習

自動車のレッカー車を使ってレッカー移動を行う専門業者も存在しますが、じつは自動車業界では昔ながらレッカー移動については無料で行われている事が多々あります。大型自動車のレッカー移動等は有償の場合がほとんどですが、普通車を１台積める大きさのレッカー車なら、街の小さな自動車工場でさえ上備されている事がほとんどです。自動車工場にとって自動車積載車は故障時や事故時に動かなくなった自動車を引き取る為に必須車両なんです。この為、普通車程度の大きさの自動車であれば、割と慣習的に無料引き取りが行われてきた歴史があります。保険会社のロードサービス等は、かなり厳格にレッカー移動の料金が決められている反面、街の自動車工場では以外にも無料で引き取りを行ってくれたりします。

交渉材料になる場合

慣習的にレッカー移動は無料の場合が多いのですが、しかしながら引き取る業者ももちろんレッカー移動には人件費や燃料代や車両コストをかけているのも事実です。買取の査定額に多少の上乗せは期待できるかもしれません。

事故や故障で不動車になってしまった場合は、個人での搬送のハードルがかなり上がりますので、業者の無料レッカーを利用した方がお得でしょう。ただ、バッテリーがあがっているだけなど、原因が軽微なものであれば、自分で車を専門店に持ち込み査定を依頼した方がお得かもしれません。

解体工場への持ち込みの場合

自分で永久抹消登録までの廃車手続きをする場合、自動車の解体は自分で出来ませんので解体工場に依頼する必要があります。基本的には自動車の解体費用が必要ですが、中には解体する廃車を鉄スクラップとして買取を行ってくれる解体工場も存在します。こういった工場は、自動車の車種は関係なくエンジンの排気量の大きさによって買取価格が設定されています。排気量が大きければ買取価格も上がります。また、自分で持ち込む場合と引き取りを依頼する場合は、価格が異なる点も共通しています。

車検が残っている自走可能な自動車で、なおかつ近くに買取を行っている解体工場がある場合は、廃車方法の一つの選択肢となるでしょう。特に排気量の大きな自動車は意外な自分で持ち込む事さえできれば、意外な高値が付く事もあります。もちろん軽自動車でも買取価格は付きますので、査定０円でも自走可能なら解体工場に持ち込んだ方がお得に廃車できる事もあります。

まとめ

自動車業界の慣習的に行われている無料のレッカー引取。遠方の方、多忙な方、不動車を廃車にしたい方にはとっても嬉しいサービスですよね。ただ、引き取りをする業者にとっては当然コストのかかる事なので、自分で持ち込めば多少の査定価格の上乗せも期待できます。

廃車買取専門店である廃車本舗では、査定も引き取りももちろん無料ですが、全国３箇所に有する自社解体工場でも買取を行っています。軽や普通車といった乗用車のみならず、バストラックや重機や発電機にいたるまで対応可能。もちろん持ち込みも大歓迎、高価査定です。廃車をご検討の皆様は、是非一度廃車本舗への持ち込み引き取りもご検討下さい。