廃車と聞いてまずスクラップをイメージする方がほとんどではないでしょうか。壊れた車を大きな機械で圧し潰して・・・。はい廃車完了!もちろん最終的に廃車は自動車の解体やスクラップを行いますが、じつはそれだけが廃車ではありません。
実は廃車とスクラップは全くの別物。廃車は手続きで、スクラップは作業になるので、全く異なるものなのです。
これを混同させてしまい、「廃車をしてからスクラップ?それともスクラップしてから廃車?」と何から始めればいいかわからない方も多いでしょう。
そこでこの記事では、古い車の廃車・スクラップを考えている方に、費用をかけずにお金ももらえるお得な方法をご紹介します。
目次
スクラップor永久抹消申請=廃車
自動車は物理的にまず解体スクラップを行い、更に書類的に永久抹消申請を行う事で初めて「廃車」が完了します。電化製品のような大型ごみは捨てれば処分完了ですが、自動車は解体を行いスクラップにしただけでは処分完了となりませんので、この点は注意が必要ですね。
また、事故や故障で車が動かなくなった場合に、車屋さんから廃車ですねと言われたら、スクラップをイメージしがちですよね。実際には一時抹消も書類上は廃車と言えますので、スクラップにせずに修理や補修を行い再度商品化される場合もあります。
中古車・廃車の買取を専門で行っている廃車本舗へお問い合わせ下さい。面倒な廃車手続きを代行させて頂きます。お電話の場合は0120-788-100 まで。メールで愛車の査定を希望される方はこちらから。廃車予定の事故車などが思わぬ高額買取となる場合もあります!
廃車はスクラップだけじゃない?実はお金になるその仕組み
長年乗ってきた車が「廃車ですね」と言われると、一気に価値がなくなったかのように思われるかもしれません。 しかし実際には、「廃車」になっただけで車の価値がなくなるわけではありません。 ・廃車のパーツをとる ・修理して中古車として再販売する 不動車や事故車をディーラーに持っていくと多額の修理費用を提示され、挙句の果てには「新しい車をうちで買い換えてください」nなんて言う始末。「じゃあ廃車で…」となくなくの選択肢として選んでいる人も多いでしょう。 しかし、廃車は使い方によってはお金になるんです。その仕組みをご紹介します。1.廃車のパーツ取り
皆さんは軽い故障や軽い事故などで車のパーツ交換などされたことはないでしょうか? 例えば、『車検時に年数が経ってバッテリーが弱ってきたので新しいバッテリーに変えた・事故でライトが破損/欠損したため新しく装着』 このような経験をされている方は少なくないと思います。 ディーラーで修理・メンテナンスをされてる方は交換部品が新品のものが多いかもしれませんが もうすでに生産終了されている車の場合や ディーラーではなく他の修理会社やもちろん個人レベルでの付け替えの場合はメーカーから直接購入は難しい(もしくは費用が高い)ため 中古であってもパーツ部品の需要があります。 以前は解体業者などから中古部品販売のネットワーク(店舗)を持つ法人に販売していましたが 近年は急速にインターオークションや個人の販売サイトが普及しているため 解体業者からも直接インターネット販売をしている会社が多くなってきており一般ユーザーでも一部パーツの高価買取が可能です。2.修理して中古車として再販売する
廃車は修理をして再販売することも可能です。例えば、エンジンが動かなために廃車となった車は、必要な部品を取り替えることで、以前のように道路を走行できます。 部品を取り替えただけの車はそれほど損傷もないために、中古車として再販売できます。廃車=価値がなくなったと思われがちですが、そういうわけではありません。 しかし、廃車を持っていく場所によっては、無料引き取りやスクラップ費用等を支払わなければならない場合もあります。 そんな時は廃車買取専門店に持っていきましょう。廃車買取専門店を利用することで、価値のつかないはずの車を相場よりも高額で買い取ってくれます。どんなにボロボロの車や事故車、不動車でも対応可能。 古い車を手放したいなら、一度廃車買取専門店に相談してみてはいかがでしょうか。中古車・廃車の買取を専門で行っている廃車本舗へお問い合わせ下さい。面倒な廃車手続きを代行させて頂きます。お電話の場合は0120-788-100 まで。メールで愛車の査定を希望される方はこちらから。廃車予定の事故車などが思わぬ高額買取となる場合もあります!
3.観賞・展示用
希少価値のある車のみの対象にはなりますが、古い車であっても観賞用での需要もわずかにあります。例えば、昭和の時代に作られた保存状態の良い車、生産台数が少ない限定生産のモデル、映画で使用されたものや漫画に出てきた車(特にスポーツタイプの車)などは乗る目的でなくとも需要がある場合もあります。 ですが、一般的には値段の提示がしにくい車になるので買取となると買い手になるマニア層を探しての交渉になるためなかなか販売ルートの確保が難しいかもしれません。自動車は陸運局で管理されている
ご存知の方も多いかもしれませんが、普通車は陸運局、軽自動車は軽自動車検査協会で登録・管理がなされています。これは日本国内を走行するほぼ100%の車が対象です。陸運局や軽自動車検査協会が言わば車の門番の役割を果たしている訳です。
では具体的に何をしているのでしょう。これは大きく二つあります。
まず一つ目は、自動車情報の登録管理です。この部分は廃車に大きくかかわる部分ですね。自動車の所有者の登録や変更の管理、自動車そのものの情報の登録や変更の管理を行っています。この為、自動車の売買等で所有者が変更になった場合は、陸運局や軽自動車検査協会に届出を行います。この登録情報は車検証に詳しく記載されています。もちろん車検証を発行しているのが陸運局と軽自動車検査協会です。
二つ目の業務が、自動車検査を行っている事です。日本国内を自動車で走行しようとすると、陸運局や軽自動車検査協会が行う自動車検査に合格している必要があります。この制度は整備不良の自動車による事故を減らし、強制保険である自賠責保険への加入を促す制度だと言えます。
廃車には二種類の書類手続きがある
普通車は陸運局、軽自動車は軽自動車検査協会で登録され情報が管理されています。この登録された情報を元に、自動車税の課税も行われています。つまり、廃車を完了させる為には、この陸運局や軽自動車検査協会に登録されている自動車の情報を消してもらう必要があります。これが抹消登録申請と呼ばれ、廃車をする上でかかせない事務手続きになっています。
抹消登録申請は二種類あります。
一時抹消
一時抹消は、自動車の情報を一時的に消してもらう為の方法です。車検証もナンバープレートも返還しますので、基本的に道路を走行する事ができません。自動車の車体はスクラップにせずにそのままの状態でも抹消申請は可能です。一時的に抹消するだけで、将来的には再度登録が行えますので、中古車販売店に展示されている商品車はほとんど一時抹消された状態です。一時抹消登録を行う事で、自動車税の課税も止める事ができます。
永久抹消
永久抹消は、自動車を完全に解体してスクラップを行ったうえで、登録情報を完全に消してしまいます。廃車のイメージに最も近いのではないでしょうか。一時抹消とは違い、自動車の解体を行った後にしか出来ませんので、永久抹消を行った後は自動車としての再登録も出来なくなります。
まとめ
廃車と聞けば自動車を解体しスクラップにするイメージが強いですが、書類上は解体を伴う廃車と解体せずに出来る廃車の二種類があります。時と場合、または自動車の状態によってどちらの廃車方法がベストなのかが決まっていきます。廃車にはレッカー移動や解体、書類の作成等、煩雑な手続きがつきものです。
しかし、廃車買取専門店の廃車本舗に廃車をご依頼頂ければ、レッカー代や解体代、書類作成手続きまで全て無料で行います。廃車に関する余計な中間マージンを省く事で、お金が必要だと思っていた廃車に買取価格をお付け出来る事もあります。
小さな疑問でも、経験豊富な専門スタッフが丁寧に的確にアドバイス致します。まずは無料の買取査定からご利用下さい。
中古車・廃車の買取を専門で行っている廃車本舗へお問い合わせ下さい。面倒な廃車手続きを代行させて頂きます。お電話の場合は0120-788-100 まで。メールで愛車の査定を希望される方はこちらから。廃車予定の事故車などが思わぬ高額買取となる場合もあります!