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廃車時の自賠責保険を解約する方法・返戻金の計算方法を徹底解説!
廃車時の自賠責保険を解約する方法・返戻金の計算方法を徹底解説!
  • 事故を起こして車が大破した
  • 長年乗ってきた車が故障した
  この場合、車に乗ることができなくなるため、乗り換えを検討される方がほとんどでしょう。残された車は廃車にするのが一般的です。 車を廃車した場合、一括で支払った自賠責保険の保険期間が残っていれば、返金してもらえる可能性があります。 そこでこの記事では、自賠責保険の返金に計算方法や手続き方法、必要書類を解説します。 この記事を読めば、自賠責保険の返金有無や手続きをスムーズに行えます。ぜひ参考にしてください。

自賠責保険の返戻金は残っている契約期間の月割額

一部地域により若干の保険料の違いはありますが、自賠責保険は強制加入保険という特性がある為、普通自動車用と軽自動車用の二種類しかなく、車種が同じである場合は取り扱いのあるどの保険会社で加入しても保険料は同額です。 例えば、東京海上日動や三井住友海上など保険会社が違っても自賠責保険の返戻金は変わりません。 自賠責保険の返戻金は2020年の4月1日以降、これまでの金額より低くなっています。
  • 普通車:680円×残りの保険期間
  • 軽自動車:660円×残りの保険期間
  例えば契約期間が7月30日迄の自賠責保険で解約日が6月27日の場合、1ヶ月と3日の保険期間が残っています。 この時、返戻金の計算は月割で行われますので、3日間は切り捨てられ残期間1ヶ月で計算されます。
24ヶ月(還付金) 12ヶ月 1ヶ月
普通車 16,320円 8,160円 680円
軽自動車 15,840円 7,920円 660円
自家用小型貨物 19,440円 9,740円 810円
  大まかな自賠責保険の返戻金はこちらになりますが、それ以外の月の細かい計算については、1ヶ月分の返戻金と自賠責保険の残月分を掛け算して算出しましょう。 前述の通り一部地域により保険料に若干の差異があり、また数年毎に保険料の見直しが行われ保険料も変動します。   例えば、沖縄では普通車、軽自動車は月数×250円、自家用小型貨物は月数×310円と金額が大きく異なるので、自賠責保険の解約返戻金の計算方法は一律ではありません。   また、返戻金は最初に支払った自賠責保険料から諸経費等が差し引かれますので、支払った保険料をそのまま月割してもらえるわけではありません。 あくまでも目安になりますので、上記の計算式で自賠責保険の返戻金を確認してみましょう。 自賠責保険承認請求書については各保険会社の窓口、もしくは郵送で自宅に送ってもらえます。 次に、廃車の確認書類ですが、以下のいずれかを準備しましょう。   いずれか一枚を自賠責保険の解約時に持参しましょう。

自賠責保険の解約方法

自賠責保険は強制加入保険なので、無保険の自動車を発生させないよう解約が制限されています。そのため、自動車を抹消登録しない限り解約は不可です。 ここからは、廃車が完了している場合の自賠責保険の解約方法をご紹介しますが、「まだ廃車すら終わっていない」という場合は、当社「廃車本舗」をご活用ください。 廃車本舗では、廃車の手続きから解体までを無料で行なっている他、自賠責保険の解約まで行なっています。 さらに、鉄クズ同然の廃車を買取しており、車種や状態によっては数万円での買取も可能です。 関連記事:廃車本舗の廃車買取事例

【STEP1】自賠責保険を解約できる条件に当てはまっているか確認する

自賠責保険は以下の条件にあてはまっていなければ、解約することはできません。
  • 廃車、またはナンバープレート(番号標)を返還している場合
  • 重複契約をしている場合
  • 自賠責保険適用除外車の場合
今回は廃車になるので、廃車しており、かつナンバープレートを返還していることが条件になります。 そのため、自賠責保険を解約する前に、
  • 一時抹消または永久抹消が完了している
  • ナンバープレートを返還している
上記の確認が必要です。

【STEP2】自賠責保険の加入保険会社に連絡する

自賠責保険証に記載されている保険会社の最寄の支社や営業所かカスタマーセンターに連絡をします。 解約に関して具体的な手続き方法を教えてもらう事が出来ます。近くに保険会社の支社や営業所が無い場合は、郵送でも対応してもらえます。 ただし、郵送の場合は、全ての書類が到着日した日が解約日となりますので注意が必要です。 また、自賠責保険証に記載されている代理店でも解約手続きが可能ですが、代理店から保険会社に解約の書類が提出されるまでに一定の時間を要す事もありますので注意が必要です。

自賠責保険の解約の返戻金が戻ってくるのは手続き完了後7日から2週間程度

自賠責保険の解約に必要な全ての書類が受理された後、だいたい7日から2週間ほどで指定の口座に振り込まれます。 ここでいう指定口座というのは、自賠責保険の解約手続きを行なった際に、返戻金の還付先として記入した口座になります。入金を確認するためにも、どの口座を指定したのかメモしておきましょう。 また、指定口座になかなか自賠責保険の解約返戻金が戻ってこない場合は、保険会社に一度連絡してみましょう。だいたい1ヶ月以上返ってこない場合は連絡してみるといいでしょう。 自賠責保険の受け取りに関しては以下の記事で詳しく解説しています。   関連記事:廃車時に還付される自動車税はいくら?計算の仕方と受け取り手順3ステップを解説!

自賠責保険の返戻金に関する気になるQ&A

ここからは自賠責保険の返戻金に関するQ&Aを紹介します。
  • 自賠責保険証明書を紛失した場合はどうしたらいい?
  • 自賠責保険証明書を紛失してどの保険会社で手続きしたか忘れた場合は?
  • 自賠責保険証明書と車検証の住所が違う場合は解約できる?
  • 購入した中古車の自賠責保険は解約できる?
  • 購入した中古車の自賠責保険証明書の個人情報欄が黒く塗りつぶされていた場合は解約できる?
  • 災害で車が行方不明になった場合、自賠責保険の解約はできる?
  気になるQ&Aを確認し、手続きをスムーズに進めましょう。

自賠責保険証明書を紛失した場合はどうしたらいい?

自賠責保険証明証を紛失した場合は、契約した保険会社に電話をして、再発行を依頼しましょう。 再発行すれば解約は可能です。

自賠責保険証明書を紛失してどの保険会社で手続きしたか忘れた場合は?

自賠責保険は車購入時、もしくは車検時に更新しているので、購入先か車検を依頼先に連絡して、保険会社を聞いてみましょう。 それでもわからない場合は、自賠責保険の会社に契約があるか電話で確認してみましょう。 保険会社のリンクは以下に貼っておきますので、自賠責保険を契約した保険会社がわからない方は参考にしてください。  

自賠責保険証明書と車検証の住所が違う場合は解約できる?

自賠責保険の解約には住所は関係ありません。そのため、解約は可能ですし、特別な手続きも発生しません。 廃車を証明する書類と自賠責保険証明書を提出すれば解約可能です。

購入した中古車の自賠責保険は解約できる?

購入した中古車の自賠責保険が元の所有者のままであっても解約は可能です。ただし、車の登録を抹消を証明する書類と自賠責保険の提出が必要です。

購入した中古車の自賠責保険証明書の個人情報欄が黒く塗りつぶされていた場合は解約できる?

個人情報保護の観点で名義や住所が黒く塗りつぶされることがありますが、この場合自賠責保険の解約はできません。 契約した保険会社に問い合わせて、再発行してもらう必要があります。 その際、自賠責保険証明書に「再交付」と記載した書類を送付してもらえば、自賠責保険証明書と廃車を証明する書類を提出すれば自賠責保険を解約できます。

災害で車が行方不明になった場合、自賠責保険の解約はできる?

災害で車が行方がわからなくなった場合でも自賠責保険の解約は可能です。 こちらも廃車手続きが完了していることを証明する書類と自賠責保険証明書を再発行し、自賠責保険解約承認請求書に記入・押印すれば自賠責保険を解約できます。

まとめ:自賠責保険の解約による返戻金

普通自動車の場合、自賠責保険料は24ヶ月間で約2.5万円ですが車検時に支払うため意外と支払っている認識が薄いかもしれません。 しかし保険の残期間が長ければ返戻金もかなりの額になりますので、返戻金を無視する事はできません。 まずは、この記事で紹介した自賠責保険の計算方法を確認し、いくら還付金が返ってくるか確認しましょう。 自動車ディーラーや中古車販売店に車検残期間がある自動車の廃車を依頼する場合、自賠責保険の解約返戻金についての説明が無い場合があるので注意してください。 また、まだ廃車していないという方は、一度「廃車本舗」にご相談ください。 廃車の手続きはもちろん自賠責保険の解約も無料で代行しております。返戻金に関しても、廃車買取時に代金に上乗せしてお渡ししております。