廃車手続きの流れ

廃車手続きの流れ

廃車の手続きをご自分でされたい方の為に、手続きに必要な書類と、おおまかな流れを以下の1~7の手順でご説明させていただきます。

1.陸運局に提出するものを準備します。
※車をすでに解体された方は、解体証明書が必要です。

  • 印鑑
  • 印鑑証明書(発行3ヶ月以内)
  • ※解体証明書
  • 車検証
  • 住民票
  • ナンバープレート(前後二枚)

2.最寄の管轄区域の陸運局に行きます。

3.陸運局内の用紙販売所で、以下の書類を購入します。

  • 抹消登録申請書
  • 手数料納付書

4.ナンバープレートを返却します。

5.手数料納付書に確認印をもらいます。

6.抹消登録申請書などの必要書類を窓口に提出します。

7.廃車の手続きが完了し、抹消登録証明書が発行されます。

以上が廃車手続きの流れになります。
※この「抹消登録証明書」は、一時抹消登録の場合は必要になりますので、無くさないように保管します。

廃車手続きの方法には2種類があります。

ひとつは、「永久抹消登録」と呼ばれるもので、もうひとつは「一時抹消登録」と呼ばれるものです。

「永久抹消登録」とは、車の登録を完全に抹消するためのものです。今後一切使用しない車を廃車にする為の手続きです。

新しい車に乗換えるため、不要になった場合や、事故や故障などで、動かなくなった車を廃車したい場合に行います。

車の解体業者にお願いし、自動車リサイクル法に基づいて車の解体を行い、運輸支局に解体の届出をする必要があります。

一方、「一時抹消登録」とは、登録を完全には抹消はしません。
なんらかの事情で、しばらくの間車を使用しない場合に行います。たとえば、長期入院しなければならなくなった時や、海外への転勤などで、車を長期間使用しない場合です。こういった時は、この手続きを行うことで、自賠責保険や自動車税などを支払う必要が無くなるというメリットがあります。もし、再び車を使用する機会が来たときには、再登録をすれば、車を使用する事が出来るようになります。

廃車の手続きに関しては、「永久抹消登録」と「一時抹消登録」のどちらの場合も、陸運局に必要書類とナンバープレートを提出します。

ただし永久抹消登録の場合は、解体業者などから使用済自動車引取証明書を発行してもらっておく必要があります。

抹消登録証明書を受け取った後は、自動車税事務所で自動車税の手続きを行います。

所有者が亡くなっている場合の廃車方法は?

車検証の所有者がお亡くなりになり、ご家族の方から廃車手続を依頼されるケースが多くなっています。
所有者が亡くなられた場合でも、下記の必要書類を揃えることができれば廃車することが可能です。

詳しくは以下の記事で説明しています。

→ 車の所有者が亡くなったときの廃車方法

廃車手続き時に必要となる書類・物品とは?

廃車の手続きをするために必要な書類や物品はいくつかあり、全てを漏れなく用意するのはなかなか大変です。
必要となる書類は、事前に自身で用意しなければならないものと、廃車の申請窓口となる運輸支局で取得できるものの2つの種類に分かれます。

※こちらのページに必要書類を掲載しています。→ 廃車買取時に必要な書類

今回の記事では、普通自動車を所有者本人が廃車の申請を行う際に必要となる、書類や物品などについて、詳しい取得方法や注意事項を交えてご紹介します。

廃車時に自身で予め用意する書類・物品

車検証

自動車に関する様々な情報が記載された車検証は必ず必要となります。 車検証は運転時に携帯する義務がありますので、ほとんどの方がグローブボックスへ収めていると思います。

もし、車検証が見当たらず紛失してしまった場合には、運輸支局で再発行の手続きを行いましょう。ナンバープレートを発行してもらった運輸支局にて再発行が可能となり、その際に必要な手数料は2,000円程度となります。

自動車所有者名義の実印

実印とは、住民登録されている市区町村に登録されている印鑑のことです。 車検証に記載されている車の所有者本人の実印が必要となり、廃車手続き中の様々な書類に押印を求められるので必須となります。

所有者の印鑑証明書

実印が有効であることを証明するための書類です。 当然ながら、先ほど説明した実印と一致するものを用意する必要があります。
各自治体や特設サービスカウンターなどで発行してもらえる他、地域によってはマイナンバーカードがあればコンビニでも取得できるようです。
ただし、廃車手続きを行う3ヵ月以内に発行したものに限り有効なので、発行日には気を付けましょう。

弊社「廃車本舗」のような廃車代行業者へ依頼する際には、手続きまでの猶予を考慮し、発行してから2ヶ月以上以内のものを用意されることをおすすめします。

ナンバープレート(前後2枚)

廃車手続きをする際には、ナンバープレート2枚1セットとして必要となります。 ナンバープレートは一般的なプラスドライバーで外すことができます。
左側のネジに封印がされている場合、マイナスドライバーなどで中央キャップの端に差しこむようにすると外すことができます。
もしナンバープレートを紛失している場合、お住まいの地域を管轄する陸運局にて再交付してもらうことができます。

盗難防止ロックをされている車両を「廃車本舗」へご依頼頂く場合、事前に解除いただくか、鍵をご用意ください。

運輸支局で揃えられる書類

手数料納付書

廃車手続きで発生する手数料を納めるための用紙で、運輸支局にて受け取ることができます。 手数料納付書に支払うべき金額分の印紙を貼り付けして提出し、手数料を納める形となります。

一時抹消登録申請書、永久抹消登録申請書

廃車方法には2種類あり、一時抹消登録、永久抹消登録のどちらの書類も運輸支局にて入手することが可能です。
記入する内容は、車検証やリサイクル券に記載されている情報が主なものとなり難しいものではありません。車検が残っている車両の場合には、自動車重量税の還付先口座情報も併せて必要となります。

自動車税・自動車取得税申告書

こちらの書類は、運輸支局に隣接もしくは併設されている税事務所にて用意されています。
記入する内容は車検証などの事前準備物があれば問題なく埋めることができるものとなっています。

リサイクル券(使用済自動車引取証明書)

車の解体時に必要となる費用の一部を、リサイクル料金を事前に収めていることを証明する証書です。 車検証と一緒に保管されていることが多いようですが、もし紛失している場合には、運輸支局に設置されている専用端末より再発行が可能です。
もちろん、リサイクル料金を納めている必要があります。

リサイクル料金の支払状況は、下記のURLから車両情報を入力することで確認することができます。

[自動車リサイクルシステム] http://www1.jars.gr.jp/k/kdis0010.do

まとめ

自身で廃車の手続きをすすめる際には必要な書類・物品のほとんどは、すぐに用意できる、もしくは現地で取得できるものです。それでも慣れぬ作業なうえに現地に足を運ぶ手間を考えるとなかなか大変です。

弊社「廃車本舗」では、廃車車両の引き取りをお申し込みいただければ、廃車手続きやレッカー手配を完全無料でご対応可能です。ぜひご検討ください。

廃車手続きを代理で行う際に必要となる委任状の書き方

廃車手続きは個人で行うことも出来ますし、車の買取業者や行政書士などにお願いして代行してもらうことも可能です。
ただし、廃車の手続きを代理で進めてもらうためには「委任状」が必ず必要となります。 弊社でも廃車の手続きを代理で行っていますが、その際にも委任状のご提出は必須となります。
今回は、廃車手続きを代理でお願い予定する予定のある方へ向けて、委任状の書き方や入手方法などをご紹介します。

代理人に廃車手続きをしてもらう際に必要な書類

代理で廃車を行う際には、先ほどご紹介した「委任状」と合わせて「譲渡証明書」という書類も必要になることがあります。
委任状は、委任する方と、それを受任する方の住所や氏名を記入します。 譲渡証明書は、車両の廃車処分をスムーズに進める上で、車両の所有権を代理人へ変更するために必要となります。

それぞれの用紙の書き方ですが、2つの注意点があります。

  • 印鑑は実印で押印する
  • 記入する名前と住所は、同時提出する印鑑証明と一字一句違わぬように記入する

実際に、弊社「廃車本舗」へ廃車の手続きを依頼いただいた際にお送りしている、「委任状」と「譲渡証明書」の記入見本をご紹介します。
クリックすると大きなサイズで確認できます。

委任状の記入見本

譲渡証明書の記入見本

「譲渡証明書」を記入・提出する際の注意点

譲渡証明書を代理人へ提出すると、後述する還付金を受け取る権利も譲渡することになります。
廃車買取業者などへ依頼する場合、還付金に関する説明がなければ必ず確認するようにしましょう。

委任状・譲渡証明書の記入用紙はどこで手に入る?

委任状の記入用紙ですが、特別決まった専用の用紙があるわけではなく、決められた項目を書いていれば受理されます。
譲渡証明書においては、様式が決まっているため注意が必要です。
それぞれ、廃車本舗のサイトよりダウンロードが可能ですので、ぜひご活用ください。

委任状の記入用紙のダウンロード

[委任状のダウンロード]

譲渡証明書の記入用紙のダウンロード(第21号様式)

[譲渡証明書のダウンロード]

廃車による還付金を代理人が受け取る場合

車検期間が残っている状態で廃車の手続きを行うと、自賠責保険や自動車重量税の一部が還付されることはご存知でしょうか。 それらの還付を受け取るためには、廃車申請時に合わせて還付申請を行う必要があります。 その際にも委任状が必要となりますが、これは廃車手続きの委任状と兼用となります。

加えて、その還付金を代理人に受け取ってもらう場合には、「還付金受領権限の委任状」というものが別途必要になります。
その用紙は、下記URLの国税庁のサイトよりダウンロードすることができます。

[還付金受領権限委任状のダウンロード]

ただし、この記事の前半でも触れましたが、代理人に譲渡証明書をすでに渡してある場合、上記の「還付金受領権限の委任状」がなくても 代理人が還付金を受け取ることができます。

まとめ

廃車の手続きを代理で行ってもらうには特別な用紙がいくつか必要となりますが、いずれもネットからダウンロードできるのでその準備に困ることはないでしょう。
ただし、廃車手続き自体は、慣れていない方であればそれなりに大変な作業となるので、廃車代行のプロに依頼することをおすすめします。
その際、行政書士の方にお願いすると1~2万円程度かかりますので、無料で対応可能な廃車買取業者へ依頼するとよいでしょう。
譲渡証明書は、廃車手続きを進める上で必要となることのある書類ですが、還付金を受領する権利も譲渡することを覚えておきましょう。