不動車でも買取してもらえる!動かない車の廃車方法

不動車

動かなくなったので、取り敢えず何の手続きもせずに所有車を放置している方は意外と多くいます。廃車手続きを自分でするのが煩わしい、廃車業者を呼ぶと高い費用を請求されそう、まず何から手をつけていいのか分からない等々、放置している理由は様々です。
ただ、実は不動車の廃車に費用がかかる事はとても稀な事なんです。逆に動かない車でも業者に買い取ってもらえる事だってあります。
今回はそんな不動車に焦点をあて、廃車方法を具体的に説明していきたいと思います。

そもそも不動車って何?

不動車

不動車とは、自分の力だけで走行が出来ない車の事を指します。
一般的に車には、エンジンがかかり、アクセルを踏めば走行し、ブレーキを踏めば停まり、ハンドルを回せば曲がる事が求められています。この4つの事が一つでも出来ないと自分の力だけで走行できない車、つまり不動車になります
不動車となる理由には、大きく次の3つがあげられます。

バッテリーが切れている場合

軽自動車であっても普通自動車であっても、自動車には大きな充電電池であるバッテリーが搭載されています。エンジンをスタートさせる時、電気の力でモーターを動かしそのモーターの力でエンジンを始動させます。エンジンを始動させるモーターはセルモーターと呼ばれますが、バッテリー切れを起こしていると、セルモーターに十分な電力が供給されませんのでエンジンが始動しなくなります。
自動車は走行中にもバッテリーの電力を消費していますが、それ以上に走行中に充電もしています。エンジンが止まっている状態でバッテリーの電力を消費し続けると、充電がされないのでもちろんバッテリーが上がってしまいます。例えば、エンジンを切ったあとヘッドライトやルームランプを消し忘れるとすぐにバッテリーが上がってしまいます。
ただ、自動車は停まっている状態でも微力な電力を消費しています。バッテリー自体も一定量自然に放電していますので、1ヶ月から2ヶ月程度自動車を動かさないとそれだけでバッテリーが上がってしまいます

車検が切れている場合

特に年式の経過した古い車は車検費用が思いのほか高額となり、買い換えるか処分するか車検を通すかどっちつかずとなる場合があります。そうしている内に車検期限が過ぎてしまい、公道走行が出来なくなり不動車になる事があります。
他にも、うっかりミスで車検期限が過ぎてしまい、そのまま不動車になる場合もあります。

故障している事故をしている場合

故障は原因にもよりますが、自動車は些細な部品の劣化で走行に支障をきたす場合があります。または、そもそも故障によりエンジン始動が出来ない場合等、自動車修理工場まで持ち込めない時にそのまま不動車になってしまいます
また事故をしてしまい走行が不可能となった場合、一旦自宅までレッカー移動してもらってそのまま不動車になるケースもあります

知っておきたい!不動車の廃車方法

廃車
いわゆる自動車の「廃車」には、大きく分けて次の2つの方法があります。

一時抹消登録

国内で走行している自動車は、陸運局で登録され管理されています。この登録されている状態を一時的に抹消し、公道を走行できない状態にする事を一時抹消登録と呼びます。
一時抹消登録は、普通車の場合は最寄の陸運局、軽自動車の場合は最寄の軽自動車検査協会にて申請する事ができます。
申請には以下の書類が必要です。

軽自動車一時抹消

  • 車検証
  • 使用者の印鑑 個人の場合は認印または署名法人の場合は代表者印または署名
  • ナンバープレート 紛失等により提出出来ない場合は、車両番号標未処分理由書を提出
  • 自動車検査証返納証明書交付申請書・自動車検査証返納届出書(軽第4号様式)
  • 事業用自動車等連絡書事業用 (黒ナンバー)として使用している場合に必要
  • 軽自動車税申告書
  • 手数料 1件につき350円

普通車一時抹消

  • 車検証
  • ナンバープレート 盗難紛失等に返納できない場合は、警察への届出及び理由書が必要。
  • 申請書(OCR申請書第3号様式の2)
  • 手数料納付書 登録印紙350円
  • 所有者の印鑑証明書 発行後3ヶ月以内のもの
  • 所有者の実印 代理人申請の場合は委任状が必要

一時抹消登録を行う事によって、その自動車を自動車税の課税対象から外す事ができます。また車検期間が1ヶ月以上残っている場合、納付済みの自動車税や自賠責保険料の還付を受ける事ができます
もちろん公道での走行は不可となりますが、抹消した後でもその自動車について新たに自動車登録を行えば、公道走行も可能となります。

永久抹消登録

陸運局に登録されている情報を永久に抹消します。抹消後に再登録可能な一時抹消とは違い、そもそも自動車自体を解体して届出を行いますので再登録は不可となります
永久抹消登録も普通車の場合は最寄の陸運局、軽自動車の場合は最寄の軽自動車検査協会いて以下の書類を用意すれば申請可能です。

軽自動車永久抹消

  • 使用者の印鑑 個人の場合は認印または署名。法人の場合は代表者印または署名。
  • 所有者の印鑑 使用者と所有者が異なる場合に必要。
  • 車検証
  • 使用済自動車引取証明書 軽自動車を引渡した際、引取業者から交付されます。「使用済自動車引取証明書」に記載されているリサイクル券番号(移動報告番号)の記入が必要です。
  • ナンバープレート 紛失等により提出出来ない場合は、車両番号標未処分理由書を提出します。
  • 解体届出書(軽第4号様式の3)
  • 軽自動車税申告書
  • 手数料 無料

普通車永久抹消

  • 車検証
  • ナンバープレート 盗難紛失等に返納できない場合は、警察への届出及び理由書が必要。
  • 申請書(OCR申請書第3号様式の3)
  • 手数料納付書 手数料は無料
  • 所有者の印鑑証明書 発行後3ヶ月以内のもの
  • 所有者の実印 代理人申請の場合は委任状が必要
  • 解体にかかる移動報告番号及び解体報告日 解体業者引渡し後リサイクル券に記載

永久抹消登録を行えば、一時抹消と同様に自動車税の課税対象から外す事ができます。車検期間が1ヶ月以上残っていれば、こちらも一時抹消と同様、納付済みの自動車税や自賠責保険の還付を受ける事ができます。更に車検期間が1ヶ月以上残っていれば、一時抹消とは違い自動車重量税の還付も受ける事が出来ます。
自動車は解体業者によって解体されますので、もちろんですが公道走行も再登録も不可となります。

抹消登録における注意点

注意点

一時抹消と永久抹消の登録申請には次の2つの注意点があります。

車検証の記載内容が変わっている場合

普通車の抹消登録には印鑑証明書の添付が義務付けられています。車検証に記載されている住所や氏名が、印鑑証明書に記載されている現在の住所や氏名と異なる場合は、抹消登録申請に次の書類が必要となります。

個人の場合で住所が変更になっている場合

引越し等で住所が変わっている時は、現住所と前住所が繋がる書類が必要です
概ね5年以内の住所の移動であれば、前住所記載の住民票を提出すれば良いでしょう。
ただ、5年以上前の住所の移動は住民票には記載されない事が多々ありますので、管轄する自治体に事前に確認してみましょう。
もし住民票に前住所の記載が出来ない場合は、本籍地の自治体で戸籍の附票を取得します。戸籍の附票には住所の移転の履歴が記載されていますので、これを提出します

個人で苗字が変わっている場合

婚姻や離婚等で苗字が変わっている場合は、所有者の戸籍謄本を提出します

法人で会社名や所在地が変更になっている場合

合併等で商号や所在地が変更になっている場合は、商業登記簿謄本を提出します。
上記の場合は、変更登録申請も必要となりますので、申請書(OCRシート1号)及び登録印紙350円が別途必要となります
軽自動車の抹消登録申請の記載内容の変更については特に気にする必要がありません。

リサイクル料金未納の場合

2005年1月1日から自動車リサイクル法が施行され、自動車リサイクルシステムが導入されました。これはその車両のリサイクルにかかる費用を、リサイクル料金として新車購入時に支払う事を義務化したものです。
ただ2005年1月1日以前に販売されている自動車には、リサイクル料金が未納の車両もあります。
未納の場合は、陸運局や軽自動車検査協会ではなく、廃車時に解体業者を通してリサイクル料金を支払う必要があります。

おすすめ!不動車を廃車専門業者に買い取ってもらう

不動車・廃車

不動車を永久抹消の手続きまで全て自分で行う事は、かなりハードルが高いと言えます。
そこでお勧めなのは、やはり専門業者に廃車を依頼する事です。
抹消の申請書の記入を始め、自動車税や自動車重量税、自賠責保険の還付申請書類の記入等、1台の自動車の廃車手続きにはかなりの量の書類の提出が義務付けられています。
また、これらの書類の提出は平日に限られています
必要書類を用意し、委任状に捺印して専門業者に依頼する事によって、まずは廃車に係る煩雑な書類の手続きから解放されます。
もちろん専門業者は廃車のプロなので、そつ無くミス無く廃車の手続きをスムーズに行ってくれます。専門業者に依頼すれば、基本的にはこれらの手続きを無償で行ってくれます。
不動車の廃車の最も大きなネックは、やはり不動車の運送ではないでしょうか。動かない車を運送するには自動車積載車が必要ですが、自動車積載者を手配して運送するにはかなりの費用がかかってしまいます。これも廃車専門業者に依頼する事によって解決します。
廃車専門業者は基本的に自動車積載車を所有していますので、積載車が進入できない場所に不動車が無い限り無償で運送してくれます。
更に専門業者に依頼する事によって、自動車として全く価値が無いと思われがちな不動車にも買取の価格が付く事もあります。これに関しては次項で説明していきたいと思います。

なんで不動車を買取してもらえるの?

車のスクラップ
不動車の廃車手続きや運送費用を含めて、さらに買取価格が提示出来るにはもちろん理由があります。その三つの大きな理由が次の通りです。

  • 鉄スクラップ代
  • 部品価格
  • 自動車としての価値がある

鉄スクラップ代

事故でどれだけ修復不能の状態になっていようが、故障して絶対に修理不可能になっていようが、自動車は鉄で出来ていますので、最終的には鉄スクラップとしての値段がつきます。当然、鉄としての重量によって価格が決まりますので、重量の軽い軽自動車よりも、重量の重い普通自動車の方か高値がつきます

部品価格

不動車となり車としての価値がなくなったとしても、解体してばらばらになった部品一つ一つに中古部品としての価値があります。年式の新しい車種や、部品製造が中止されている古くても人気のある車種の場合は、特に部品取り車としての価格が付きます。

自動車としての価値がある

不動車であっても比較的年式の新しい車種は、修理すればもちろん自動車としての価値が復活しますので、現状車というかたちで買取価格が付きます。また年式が古くても、バッテリーが上がっているだけといった比較的程度の良い不動車についても、自動車としての買取価格が付く場合があります。特に国産ハイブリッド車のように海外で人気のある輸出可能車種であれば、高年式多走行であってもこの傾向が強いと言えます。
また、平成12年以前に生産された排ガス規制前のスポーツカーのように、未だにコアなファンがいる特別な車種についても、不動車に高値が付く場合があります。

不動車の買取相場が気になる、そんな時には無料査定

お金と車
全く価値が無く、廃車にお金がかかると思っていた自分の不動車に、もしかすると買取価格が付くかもしれません。そんな不動車の買取への第一歩は、廃車本舗の無料査定がお勧めです。
廃車本舗は多くの廃車買取サービスを提供するウェブサイトと違い、国内3箇所に自社の自動車解体工場を持っていますので、中間業者を通さず直接高値で廃車買取する事ができます。
また国内だけでなく、アジア圏を中心に独自に輸出ルートを構築し、中古車はもちろん中古リサイクルパーツの輸出も行っています。これにより古い不動車であっても高値で買取る事ができるのです。
廃車買取の査定はネットから簡単に申し込む事が出来、もちろん廃車買取を依頼するしないに関わらず査定は無料です。
万が一買取価格がつかなくても、廃車手続きや不動車の引き取りも無料で行ってくれますので安心です。

まとめ:不動車の買取方法

何かとハードルが高くお金がかかりそうなイメージのある不動車の廃車手続き。
ただ、実際にはお金がかかるどころか逆に買取価格がつく事も。
どうして良いか分からず放置されたままの不動車のお持ちの方には、まずは廃車本舗の無料査定がおすすめです。