自動車税を滞納していても廃車にできます!理由と注意点について

毎年春先に納税の通知書が届く自動車税。自動車の排気量と新車からの経過年数に応じて年税額が決まっていますので、高級車や古い車は年税額も高額になりがちです。また、ついうっかり納税を忘れてしまっても、税務署の職員が取り立てに来る事はほとんどありませんので、滞納状態が続きやすいのも特徴です。そんな自動車税が滞納状態になっている自動車も、実は廃車出来るんです。今回は滞納している自動車税と廃車方法について説明します。

自動車税を滞納しているか確認する

自動車税は、各都道府県によって課税されている税金なので、都道府県の税事務所に問い合わせる事で納税の状態を確認する事が出来ます。未納の場合は、税事務所から督促状等も郵送で届きますので、それらの書類でも確認できます。税金を滞納すると延滞税が更に課税されていますので、延滞税を含めた正確な滞納税額は税事務所に確認した方がいいでしょう。

車検期間が切れた自動車の自動車税に関しては、自動車税課税保留制度というものがあります。これは抹消手続きがされていない車検切れの自動車の自動車税について、その税金を保留にする制度です。これにより、車検切れで長年自動車を放置し自動車税を滞納していると思っていても、実は課税が保留され、適正な手続きを取る事によって納税する必要が無くなる事もあります。
しかし都道府県によってはこの制度自体が無い場合もありますので、まずは管轄する税事務所に確認してみましょう。

廃車にしても税金支払いは残る

自動車税を滞納している自動車を抹消登録し廃車にすると、翌年度からの自動車税の課税は無くなります。しかし、課税保留制度が取られていない抹消前の滞納状態の税金税金が免除される事はありません。自動車の廃車後に、更に納税せず悪質に滞納し続けると、車や預貯金、不動産等を差し押さえられる場合もあります。

廃車後の自動車税未払い分の支払い方法

滞納している自動車の抹消登録が完了したのち、改めて税事務所から滞納分の自動車税と延滞税の納付書が郵送されてきます。抹消登録後に税事務所で納付書を作成してもらう事もできますので、これをつかいい最寄りの金融機関やコンビニ等で納付します。

自動車税の滞納が1年分の場合は、抹消登録をした日の月までの月割分の自動車税を納付する必要があります。自動車税の滞納が2年分の場合は、抹消登録をした日の月までの月割分プラス1年分の自動車税の延滞税となります。滞納分や延滞税が免除される事はまずありませんので、廃車後にしっかりと納税しましょう。

自動車税を2年以上滞納している場合

課税留保制度が無く、自動車税を2年以上滞納している場合、税事務所によって自動車に嘱託設定登録が成されてしまいます。これは車検証に記載されず、登録事項等証明書に記載されます。嘱託設定登録をされている自動車は、自動車税滞納によって税事務所から自動車を差し押さえられている状態になっています。
この為、自動車税の滞納分を全額納付し、嘱託設定登録を解除してもらわない限り廃車は出来ないのです。

税務署に相談する

嘱託設定登録が成された自動車の廃車でお困りの方は、税務呂に相談してみましょう。
こういった税金滞納自動車の廃車は、税務署にまず相談してみることが大事です。

自動車税を滞納している車の廃車方法:まとめ

自動車税を滞納していても、場合によって廃車手続きをする事が出来ます。ただ廃車にしたからと言って、滞納している自動車税は免除されませんので注意が必要です。また、滞納税額が2年分以上あり嘱託設定登録が成された車でも廃車手続きは出来ます。そういった場合、いち早く自動車税の課税を止める必要がありますので、専門知識を有する税務署にまず相談してみましょう。