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自動車税の還付金をもらう手続き手順

※軽自動車税については、還付されないので普通車の方のみご覧ください。   還付金をもらうための手続きは、以下2通りあります。

• 指定口座に振り込んでもらう方法
• 金融機関で受け取る方法

手間が少ないのは指定口座に還付金を振り込んでもらうことで、これは陸運局で行う抹消登録手続きの流れの中で、口座情報を記入するだけで済みます。手続き完了後、約1～2ヶ月後に振り込まれるでしょう。 ただし各都道府県によって、振り込み先の金融機関は異なります。一部のネットバンキングなど、対応していないことがあるので、手続きを行う陸運局に問い合わせてください。 次に金融機関で受け取る方法についてです。抹消登録完了後、1～2ヶ月後に通知書である過誤納金等還付通知書が届きます。 そこに記載してある指定の金融機関に行き、換金の手続きをしてください。そのときの持ち物は、届いた通知書と本人確認書類（運転免許証など）、印鑑が必要です。 過誤納金等還付通知書が送られた際、中には「還付金口座振替依頼書」が同封されている場合がありますが、この場合は必要事項を記入すると指定口座に振り込んでもらうことも可能です。 関連記事：自動車税の還付金の返金時期

自動車重量税の還付金をもらう手順

※車検残存期間が1ヶ月以上残っている場合に申請しましょう。   自動車重量税は各陸運局・軽自動車検査協会で、抹消登録と同時に還付申請ができます。 ゆうちょ銀行や郵便局で還付金を受け取る方法もありますが、抹消登録と同時申請による口座への振込が推奨されており便利です。（支払いまでおよそ2ヶ月半かかります） 抹消登録の際は、以下のものを追加で準備してください。

• 振り込み先の口座情報（金融機関名・支店名・口座番号などが分かるもの）
• 委任状（所有者以外の方が還付金を受け取る場合）
• マイナンバーが分かる個人番号カード、または個人番号が記載された住民票
• 身元確認書類（個人番号カード、または運転免許証）

代理の場合は、代理人の個人番号カードまたは代理人の運転免許証が必要になります。 関連記事：自動車重量税の還付金の返金時期  

自賠責保険の還付金をもらう手順

※自賠責保険が1ヶ月以上残っている場合に申請しましょう。 自賠責保険は、自分で解約申請をしないと還付金は返ってきません。 解約は加入中の保険会社で行います。車を購入した店舗や車検を受けた工場により、保険会社は変わってきます。そのため、保険会社に加入しているのかは、自賠責保険証明書を確認する必要があります。 必要書類や申請方法（郵送・店舗受付など）は、保険会社によって若干変わります。詳しくは保険会社に問い合わせるか、公式ホームページで確認してください。 以下が基本的に必要書類です。

• 自動車損害賠償責任保険証明書（原本）
• 廃車が確認できる書類（一時抹消登録証明書、登録識別情報等通知書、自動車検査証返納証明書など）
• 保険契約者の本人確認書類のコピー（運転免許証、健康保険証など）
• 自動車損害賠償責任保険承認請求書（保険会社が用意しています）※振り込み先の口座情報も記入します

  申請が遅れるほど返ってくる金額が減ります。廃車手続きが完了したらできるだけ早く申請しましょう。 関連記事：自賠責保険の還付金の返金時期  

廃車にかかる費用

廃車にかかる費用は、自分で行う場合で1～5万円かかります。また、業者に任せる場合は依頼先によって大きく変わってきます。 以下では、

• 自分で廃車を行う場合にかかる費用
• 業者に依頼する場合にかかる費用

これら2つを解説します。

自分で廃車を行う場合1～5万円程度かかる

廃車を自分で行う場合、1～5万円の費用が発生します。以下は内訳表になります。

内訳項目	費用
解体費用	0円～20,000円
手続き費用	1,000円程度
レッカー費用	10,000円～30,000円

このように自分で行うと、それぞれの手続きでかなり費用がかかります。書類関係の手続き費用は安いですが、解体やレッカー費用はとくに高いです。 解体費用は、解体業者に解体を依頼するための費用で、持ち込み先によっては有料の場合があります。 手続き費用は、運輸局で支払う手数料や印鑑証明書発行料のことです。 またレッカー費用は車を解体業者まで移動させるための費用で、距離や場所によって高くなります。車を動かせない状態の時に依頼が必要です。JAF会員なら15Km 以内は無料。もしくは加入している任意保険によってロードサービスを受けることができます。 関連記事：自動車の廃車のやり方や必要書類は？注意点や廃車後の処理を解説

業者に依頼する場合は「依頼先」より大きく変動

廃車を業者に任せる場合、依頼先によってその費用は様々です。以下で業者ごとの相場を紹介します。

依頼先	費用
ディーラーの場合	10,000円～100,000円
解体業者	0円～50,000円
廃車買取業者	無料

表から分かるように、廃車買取業者なら無料で行ってくれます。エンジン部分が故障して走行できないボロボロの車でも買取価格を付けてくれます。引き取りも無料で、書類関係の手続きも代行してくれるため楽に廃車可能です。   解体業者の場合は、レッカー費用と解体費用がかかるので、50,000円前後かかる場合があります。ただ、解体業者によってはレッカーや解体を無料で対応してくれる所もあります。また、車を解体した際に出た鉄を買い取ってくれる場合もありますので、ここは確認が必要です。   ディーラーでは、車を乗り換える以外で廃車しようとすると、費用を請求されるでしょう。レッカーなど、車の移動が発生する場合は高額になるかもしれません。   これら3つの廃車依頼先を比べると、廃車を依頼するなら手続き代行とボロボロの車でも買い取ってくれる「廃車買取業者」がオススメです。