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廃車になった車はその後どうなる?
廃車になった車はその後どうなる?
廃車といえば、スクラップが思い浮かぶのではないでしょうか。しかし、実際は廃車になった車のその後は廃車のやり方によって違います。そこで、具体的な内容を紹介します。

そもそも廃車って?

結論から申し上げます。廃車とスクラップはイコールではありません。2つの登録を抹消することを意味します。

普通自動車の場合

  • 一時抹消:一時使用停止にすること
  • 永久抹消:スクラップにすること
手続きは陸運支局で行います。

軽自動車の場合

  • 自動車検査証返納届:普通自動車の一時抹消と同じ意味の一時使用停止
  • 解体返納:普通自動車の永久抹消と同じ意味のスクラップ
手続きは軽自動車検査協会で行います。 一時抹消と永久抹消によって、廃車後の車の取り扱いが違ってきます。

一時抹消して買い取りされた車のその後は?

一時抹消の車は単に公道で走れないだけです。通常の車とほぼ同じであり、買取査定でマイナスになることはありません。そのため、買取業者が売却することは可能です。実際に日本の車は海外で売却されています。しかし一時抹消後、時間が経過すると車はバッテリーなどの部品が劣化し、買取査定でマイナスになるリスクが伴います。

解体されて廃車したその後は?

解体されて廃車した後は次のようにリサイクルされます。
  • 鉄スクラップ(金属部分):鉄製品として再利用される
  • シュレッダーダスト(金属以外の樹脂・ゴム・ガラスの破片などの老廃物):熱エネルギー、車のガラスに再利用される
また、カーエアコンに冷媒として充填(じゅうてん)されているフロン類はオゾン層破壊や地球温暖化問題を引き起こす要因となり、エアバッグ類は自動車解体時に専門的技術が必要なため、リサイクル法が存在します。 リサイクル法(更生資源利用促進法)によって、関連事業者の役割が定められています。
  1. 買取業者 廃車した車をフロン類回収業者または解体業者に引き渡す
  2. フロン類回収業者 フロン類を自動車メーカー・輸入業者に引き渡す
  3. 解体業者 エアバッグ類を自動車メーカー・輸入業者に引き渡す
  4. 破砕業者 シュレッダーダストを自動車メーカー・輸入業者へ引き渡す
つまり、体された廃車した車のリサイクルは再利用だけでなく、環境保全にもつながっています。

廃車のその後:まとめ

廃車しても一時抹消の場合、買取業者は売却できます。つまり、もう一度車検を通せば車を使うことはいつでも可能です。一方、永久抹消(スクラップ)の場合、車の部品はリサイクルされます。しかも、おもに環境保全の目的でリサイクル法が定められています。 廃車のその後について正しい知識を身につけた上で車の買い換えなどに役立てください。